第 581 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年11月8
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
581-01 ひとつ捨てひとつまた買ふ石蕗の花 亜紀 1 ヤチ代
581-02 子を産みて陽射し眩しき文化の日 ヤチ代 3 太津治・こひつじ・越冬こあら
581-03 強風に雀よろける冬はじめ 1 鶴子
581-04 小春日や用事が済んでまた用事 こひつじ 1 ヤチ代
581-05 わたつみの向かうの未来都鳥 亜紀 2 鶴子・越冬こあら
581-06 孫が来ず張りのなくなる林檎かな こひつじ 2 太津治・鶴子
581-07 背鰭から鯉の反転秋逝かす -
581-08 静かさや大欠伸して山眠り -
581-09 安らぎのカサカサ音す柿落葉 -
581-10 冬ざれや白紙に戻る説明会 越冬こあら 5 流・ヤチ代・こひつじ・未貴・亜紀
581-11 畑半ばまで大根の抜かれをり 中ちゃん 2 太津治・未貴
581-12 蓑虫のつきたる枝を活けにけり ヤチ代 3 流・太津治・こひつじ
581-13 冬隣り夕に買い込む鍋の材 -
581-14 身籠もりの狸ゆつくり獣道 鶴子 3 太津治・ヤチ代・未貴
581-15 老いたれどまだまだ未熟文化の日 -
581-16 誤差の無い時計掲げる冬の壁 越冬こあら 3 中ちゃん・泥亀・亜紀
581-17 南口赤い羽根つけ旅立たん 太津治 1 泥亀
581-18 小春日の阿修羅は視線八方へ 未貴 1 泥亀
581-19 木枯らしや渥美知多間波騒ぐ 中ちゃん 1 越冬こあら
581-20 遥かなる音に団栗まろびたる -
581-21 帰り花八十路を越へて韓国語 こひつじ 4 鶴子・中ちゃん・越冬こあら・亜紀
581-22 湯の里に一糸纏はず秋惜しむ 太津治 1 中ちゃん
581-23 実南天裏鬼門より食み出しぬ ヤチ代 2 泥亀・未貴
581-24 椎落葉銀杏落葉に重なりぬ 中ちゃん 2 流・亜紀
581-25 初冬の五体まだまだ生きたがる 泥亀 5 ヤチ代・こひつじ・鶴子・越冬こあら・亜紀
581-26 ヘッドフォンつけしままなり草紅葉 亜紀 3 流・中ちゃん・泥亀
581-27 寄鍋の人数分の散蓮華 越冬こあら 3 流・こひつじ・中ちゃん
581-28 気が付けば日向を選ぶ冬隣り -
581-29 末枯るる金の卵の白そこひ -
581-30 鳥の目になりて見詰めん冬木立 泥亀 1 未貴
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