第 595 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成28年5月22日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
595-01 高台の水労しけり田植へかな -
595-02 正確になぞる点線新樹の夜 亜紀 2 越冬こあら・ヤチ代
595-03 緑陰の闇に溶けゆく命かな -
595-04 草苺板塀越しの御挨拶 越冬こあら 3 こひつじ・泥亀・亜紀
595-05 不可解のあふれるこの世新茶くむ 未貴 2 泥亀・亜紀
595-06 代掻けば空・雲・人の映りけり こひつじ 1 クリトン
595-07 ぼうたんや光源氏は福々し -
595-08 新樹光射す黒板の深緑 ヤチ代 4 越冬こあら・こひつじ・中ちゃん・亜紀
595-09 蛍火のごとき「自信」の消へかかる こひつじ 1 越冬こあら
595-10 植田道銀輪連ね駆け抜ける クリトン 1 中ちゃん
595-11 短夜や牛乳瓶の当る音 クリトン 1 未貴
595-12 立つ歩む動ける身体夏は来ぬ 泥亀 2 こひつじ・未貴
595-13 皆同じ時の旅人大瀑布 越冬こあら 4 ヤチ代・泥亀・中ちゃん・未貴
595-14 鯉もまた深き息吐く薄暑かな 未貴 2 クリトン・泥亀
595-15 白靴の永ちゃん肩にE.YAZAWA ヤチ代 1 こひつじ
595-16 冷房車なき単線に乗りしころ 中ちゃん 1 クリトン
595-17 風呂敷とカンカン帽の人涼し 中ちゃん 4 越冬こあら・ヤチ代・亜紀・未貴
595-18 新緑を称える為の動く窓 越冬こあら 1 中ちゃん
595-19 爽快なリターンエース緑さす 亜紀 2 ヤチ代・クリトン
595-20 青あらし微かにh動く天守閣 -
595-21 山開き頂上が見え街が見え -
595-22 グラタンに焼き色つけて青葉の夜 亜紀 4 越冬こあら・ヤチ代・こひつじ・中ちゃん
595-23 父祖の世のやさしき匂ひ桐の花 未貴 3 クリトン・泥亀・亜紀
595-24 麦の穂に足跡つけて風走る クリトン 1 未貴
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