第 596 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成28年6月5日
兼題…「まひまひ」、「鮎」、「風呂」。「風呂」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
596-01 はからずも守宮が曝す露天風呂 -
596-02 風呂桶が木製だった頃の夏 -
596-03 まひまひや跨げるほどの水たまり 未貴 4 クリトン・ヤチ代・鶴子・越冬こあら
596-04 鮎に尺塩夫板前の如し -
596-05 鮎を焼くいで湯の宿に山迫り 未貴 3 泥亀・ヤチ代・越冬こあら
596-06 梅雨入りや静かに足湯暮れてゆき クリトン 4 泥亀・鶴子・越冬こあら・こひつじ
596-07 右左どちらに廻る水すまし -
596-08 まひまひやいづくへまゐる国道端 鶴子 1 未貴
596-09 串鮎や哀れ半切ドラム缶 -
596-10 夕端居父の使へる風呂の音 未貴 3 クリトン・亜紀・こひつじ
596-11 風呂敷の包み抱へてゐる緑雨 亜紀 3 鶴子・未貴・こひつじ
596-12 鮎食べて瀬音近づきつつありぬ 亜紀 3 泥亀・ヤチ代・未貴
596-13 まひまひと孫の動きを重ねけり ヤチ代 2 クリトン・鶴子
596-14 風呂敷をゆるく結んでお中元 こひつじ 4 鶴子・越冬こあら・未貴・亜紀
596-15 鮎釣りの成果を見せて貰ひけり こひつじ 2 泥亀・ヤチ代
596-16 まひまひや働かずとも歳はとる 越冬こあら 4 ヤチ代・未貴・亜紀・こひつじ
596-17 まひまひの登りて降りて止まりけり -
596-18 源流を目指して鮎の川登り -
596-19 まひまひの水面へ寄する光かな -
596-20 釣り人や鮎と語らふ千曲川 鶴子 4 泥亀・クリトン・越冬こあら・亜紀
596-21 鮎が瀬へ食み残したる星座かな 泥亀 1 亜紀
596-22 露天風呂女神あらはれ桜桃忌 -
596-23 まひまひの追ふ水底のごはん粒 -
596-24 蒸し風呂を出て青葉の風を受く ヤチ代 2 クリトン・こひつじ
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