第 618 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成29年4月9日
兼題:「日永」、「辛夷(こぶし)」、「点」。「点」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
618-01 永日や笑顔が示す最後尾 越冬こあら 2 ヤチ代・まぐのりあ
618-02 月例会定時明るき日永かな -
618-03 蠅の子か障子に止まる黒き点 -
618-04 言ひかけて点点点や鳥雲に こひつじ 2 ヤチ代・亜紀
618-05 点々と螺髪のごとし山笑ふ -
618-06 ジャンケンのまだ出来ぬチョキ辛夷咲く ヤチ代 3 流・クリトン・未貴
618-07 我れ変はらねば人は変はらず花辛夷 こひつじ 1 泥亀
618-08 あてもなくもてあましたる日永かな ヤチ代 6 泥亀・流・こひつじ・越冬こあら・クリトン・未貴
618-09 永き日の一口チョコの溶けてをり こひつじ 1 まぐのりあ
618-10 曲線を描く辛夷の鼓動かな -
618-11 月出るも明るき道の日永かな クリトン 1
618-12 谷向う白き樹見ゆる辛夷かと -
618-13 二周目を走る校庭日の永し 亜紀 4 越冬こあら・まぐのりあ・クリトン・未貴
618-14 鐘の音の湖渡り来る日永かな 泥亀 4 流・ヤチ代・越冬こあら・亜紀
618-15 点眼の朧朧となりにけり -
618-16 辛夷咲く丈高き樹や雲厚し 1 まぐのりあ
618-17 花辛夷朝の大気に点火して -
618-18 点眼に夜景のあふれ朧かな -
618-19 木の芽時飲茶点心支那料理 越冬こあら 5 泥亀・こひつじ・ヤチ代・亜紀・未貴
618-20 卓上に白紙いちまい日永かな 未貴 3 越冬こあら・亜紀・クリトン
618-21 点と点繋がる桜便りかな 4 こひつじ・ヤチ代・越冬こあら・亜紀
618-22 お揃ひの紅茶のカップ辛夷咲く 未貴 1 泥亀
618-23 辛夷咲く遠き山々輝きて 亜紀 2 泥亀・クリトン
618-24 点眼の一滴外す春の昼 亜紀 3 こひつじ・まぐのりあ・未貴
618-25 永日や落ちて朽ち行く姫椿 まぐのりあ 1
618-26 蒼天へほぐるる今朝の幣辛夷 -
618-27 辛夷咲くだらだら坂を下る午後 越冬こあら 1 こひつじ
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