第 619 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成29年4月23日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
619-01 葉桜やトランプカード積み上げて -
619-02 鉄棒に泣かされし日よチューリップ こひつじ 1 亜紀
619-03 さすらいの瞼に神を置く夕焼 -
619-04 花篝母と娘の同じ眉 越冬こあら 3 太津治・鶴子・未貴
619-05 晩春の新聞束に掛ける紐 -
619-06 首持てばされるがままの子猫かな こひつじ 2 クリトン・まぐのりあ
619-07 ハンバーガー齧りつく顎夏近し -
619-08 世に溢る音を離れて野に遊ぶ まぐのりあ 5 太津治・流・クリトン・亜紀・未貴
619-09 行く春やワインを買ひに雨の中 中ちゃん 2 流・鶴子
619-10 雨傘に模様拡げて花の散る クリトン 2 流・鶴子
619-11 はつきりと眼に映る花ハイビスカス 鶴子 1 泥亀
619-12 ママたちが集ふ残花の日陰かな 中ちゃん 2 鶴子・まぐのりあ
619-13 受付の灯りぽつんと夜の新樹 -
619-14 回覧板持ち来る人と春惜しむ 中ちゃん 4 流・クリトン・ヤチ代・こひつじ
619-15 絶叫が湖に張り付く行々子 -
619-16 囀りや鐘が鳴る迄昼休み 越冬こあら 4 中ちゃん・ヤチ代・こひつじ・未貴
619-17 ピクニック日和坊主も同行す 鶴子 1 泥亀
619-18 春ごころ甥の十六色クレヨン 太津治 1 鶴子
619-19 裏山の鶯の声昼餉食う -
619-20 千代紙の箪笥に仕舞ふ紙風船 太津治 1 まぐのりあ
619-21 春深し口笛下手なベーシスト 太津治 3 泥亀・ヤチ代・亜紀
619-22 土手道をペダル踏み踏み惜しむ春 2 クリトン・越冬こあら
619-23 大勢も一人も好きで残花かな こひつじ 6 太津治・クリトン・中ちゃん・亜紀・未貴・越冬こあら
619-24 チューリッププッと噴き出す親父ギャグ ヤチ代 3 流・中ちゃん・こひつじ
619-25 諸葛菜開けば清し無縁塚 まぐのりあ 2 泥亀・未貴
619-26 電池切れ石鹸玉もう出て来ない -
619-27 花筏浮動自ずと道をなし -
619-28 春宵や捌きて指の生臭き 未貴 2 ヤチ代・越冬こあら
619-29 ひと息に吹けば繋がるしやぼん玉 亜紀 3 中ちゃん・ヤチ代・こひつじ
619-30 砂場の光る髪留めと子雀と -
619-31 チェーンソー音続きをり春の末 4 太津治・中ちゃん・泥亀・越冬こあら
619-32 夏近し手にやはらかき鯉の餌 未貴 5 太津治・亜紀・こひつじ・まぐのりあ・越冬こあら
619-33 花人やまだこれからと栓を抜く -
619-34 初河鹿視野より川に溶け込みぬ 泥亀 1 まぐのりあ
619-35 水の辺にキラリきらりと春の波 -
619-36 花吹雪追う目の先の手酌酒 -
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