第 621 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成29年5月21日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
621-01 六月の花嫁笑う佳き日和 まぐのりあ 3 鶴子・越冬こあら・クリトン
621-02 春惜しむ紅茶に生姜溶かしけり -
621-03 虚を実に花言葉あり金銀花 -
621-04 経読みて明日(あした)へ紡ぐ田植かな 泥亀 2 まぐのりあ・鶴子
621-05 青葉若葉欅大樹となりにけり 亜紀 2 まぐのりあ・鶴子
621-06 新緑やどこまで飛ぶか子らの声 クリトン 1 越冬こあら
621-07 青嵐三階建が急に建つ 越冬こあら 5 流・ヤチ代・こひつじ・亜紀・未貴
621-08 蜥蜴の尾ほどの再生われも欲し -
621-09 夏の空ハノイ香港バリ台北 越冬こあら 2 ヤチ代・鶴子
621-10 御笑ひに笑ひの涙浅き夏 -
621-11 歳時記の活字追ひけり目借時 こひつじ 4 流・ヤチ代・泥亀・クリトン
621-12 本堂のパイプオルガン聖五月 ヤチ代 3 泥亀・鶴子・越冬こあら
621-13 揚げバナナ裸足の街のお母さん -
621-14 交響の白雲と野に白日傘 -
621-15 道草の下校の子等や雨蛙 亜紀 3 流・ヤチ代・クリトン
621-16 夜釣り来て友は病を打ち明けぬ 2 こひつじ・未貴
621-17 サングラス掛けて他人となる息子 4 こひつじ・亜紀・未貴・越冬こあら
621-18 組毎に苗朝顔の並べられ ヤチ代 1
621-19 万緑の白き建物研究所 鶴子 3 ヤチ代・まぐのりあ・亜紀
621-20 鯉のぼり風の勢ひを港から -
621-21 廉売の焼酎買ひに足伸ばし -
621-22 大菩薩読めば夜鳴く不如帰 4 泥亀・まぐのりあ・未貴・クリトン
621-23 初夏やダム湖に映る空の色 クリトン 3 泥亀・まぐのりあ・亜紀
621-24 路地奥に温泉のあり老鶯 亜紀 1 こひつじ
621-25 柿の花おとぎの国の扉あり 鶴子 1 泥亀
621-26 真ん中に手紙湿りて蚕豆受く -
621-27 茉莉花やビルの谷間の何処より -
621-28 余生とはこつこつこつと草むしり 鶴子 6 流・こひつじ・亜紀・未貴・越冬こあら・クリトン
621-29 フェンスから待ってましたと躑躅かな -
621-30 手の薔薇に折れた月日を手繰り寄す -
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