第 625 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成29年7月16日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
625-01 玉砕の守りし本土島の盆 -
625-02 虹の根へ行つたきりなり球拾ひ 亜紀 4 中ちゃん・クリトン・ヤチ代・未貴
625-03 次々と天辺目指して立葵 まぐのりあ 1 鶴子
625-04 誕生日にバッサリ切りし髪洗ふ -
625-05 炎天を来て駅ホ−ムひとり占め 鶴子 4 流・クリトン・泥亀・亜紀
625-06 ほととぎす在所者かと問はれをり まぐのりあ 3 流・こひつじ・未貴
625-07 呑み込まる孤立集落梅雨の闇 -
625-08 流木や川の叛乱梅雨出水 -
625-09 水打つて小さく鳴り出すオルゴール 亜紀 3 こひつじ・鶴子・越冬こあら
625-10 倉庫番風一陣に汗拭ふ 1 まぐのりあ
625-11 梅雨明けて田を渡る風匂ひをり クリトン 1 まぐのりあ
625-12 梅雨明けや雲高々と聳え立ち クリトン 2 流・泥亀
625-13 短夜や最後に磨く右奥歯 越冬こあら 5 中ちゃん・ヤチ代・亜紀・こひつじ・未貴
625-14 窓の辺のタンクトップに夜風吹く 2 ヤチ代・越冬こあら
625-15 軒下の蜘蛛の古巣や雨続く 5 クリトン・ヤチ代・泥亀・亜紀・まぐのりあ
625-16 咲ききつて安値で売らるカサブランカ -
625-17 のり越えし汗ふりはらふ軽井沢 中ちゃん 1 鶴子
625-18 箱庭をハワイの景に仕立て上ぐ -
625-19 夏帽の母の手で掛く顎のゴム ヤチ代 4 流・中ちゃん・こひつじ・未貴
625-20 乱れなき仁王の阿吽炎天下 未貴 3 クリトン・泥亀・鶴子
625-21 万緑や脳細胞に良い朝餉 越冬こあら 1 泥亀
625-22 境内に茅の輪をくぐる親子かな -
625-23 夏の蝶鉢から鉢へ迷ひ無し -
625-24 母と兄と旧友に告ぐ帰省かな こひつじ 2 中ちゃん・ヤチ代
625-25 境内の除草作業や身を清め -
625-26 快く煽て上げられ冷奴 -
625-27 欲しきかな夕顔咲かすほどの庭 -
625-28 振り向かず行くと決めた日遠花火 まぐのりあ 4 クリトン・亜紀・こひつじ・越冬こあら
625-29 橋桁に流木詰まる梅雨出水 泥亀 1 鶴子
625-30 サンダルや指と指との心地良さ こひつじ 3 中ちゃん・亜紀・越冬こあら
625-31 単衣着て京の街行く外国人 クリトン 2 まぐのりあ・未貴
625-32 夕焼けの駅のベンチや予讃線 亜紀 2 流・まぐのりあ
625-33 茶屋の灯に集ひて暑し町内会 中ちゃん 1 越冬こあら
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