第 635 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成29年12月3日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
635-01 間をおかず燗酒の運ばれて来し -
635-02 打つ冬田鴉ら遠く呼び交わす 1 樽金
635-03 ひょうきんな奴の訃報や十二月 樽金 3 こひつじ・越冬こあら・まぐのりあ
635-04 重低音身ぬちに響く白障子 -
635-05 真ん中はパンダの絵柄干布団 樽金 3 流・中ちゃん・まぐのりあ
635-06 白足袋や旅の誘いを断りて -
635-07 風止みて谷の向こうに冬の虹 3 未貴・鶴子・樽金
635-08 このわたを好きなだけ盛る祝ひ膳 -
635-09 片面を冬日が照らす畳干し 中ちゃん 3 こひつじ・亜紀・樽金
635-10 水子仏数を殖やして師走来る 泥亀 2 未貴・中ちゃん
635-11 晴れの日の一隅照らす実千両 泥亀 3 こひつじ・亜紀・樽金
635-12 整はぬ画鋲の穴や十二月 未貴 4 流・越冬こあら・鶴子・ヤチ代
635-13 休憩の缶コーヒーや冬銀河 亜紀 5 流・未貴・中ちゃん・鶴子・ヤチ代
635-14 自転車の籠にフランスパンと葱 ヤチ代 2 越冬こあら・泥亀
635-15 コンビニの弁当下げて菊まつり ヤチ代 2 中ちゃん・泥亀
635-16 登りつめ枯蟷螂の安らぎて -
635-17 大沼の蓮骨ゆれて夕鴉 鶴子 1 未貴
635-18 マニキュアの壜に少なし十二月 未貴 2 亜紀・越冬こあら
635-19 ブロッコリーぽきりぽきりとこころざし 亜紀 1 まぐのりあ
635-20 ゴミ出しや皆小走りの朝時雨 2 中ちゃん・泥亀
635-21 星羽白胸膨らみて鳴きにけり まぐのりあ 2 流・泥亀
635-22 ミスをして言い訳ばかり水洟 -
635-23 喧騒に全力で耐え師走かな -
635-24 一等星や地上にもあり花八手 -
635-25 白菜を丸ごと買ってしまひけり こひつじ 4 越冬こあら・鶴子・まぐのりあ・ヤチ代
635-26 冬の日の相続人のモノトーン 越冬こあら 2 こひつじ・亜紀
635-27 幸せに匂ひがあらば干布団 こひつじ 2 流・亜紀
635-28 静電気帯びて強まる鎌鼬 -
635-29 冬萌や旧道脇の道祖神 まぐのりあ 3 樽金・泥亀・ヤチ代
635-30 初めての街路の如く十二月 -
635-31 城山や街から湾へ片時雨 樽金 2 未貴・まぐのりあ
635-32 ふつふつと黒猫笑ふ漱石忌 -
635-33 一つ得て二つ忘れる銀杏の実 未貴 3 こひつじ・鶴子・ヤチ代
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