第 639 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成30年1月28日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
639-01 風邪十日争い事の止まぬ星 越冬こあら 2 未貴・亜紀
639-02 空青し坂の生け垣寒椿 -
639-03 手袋の利き手から脱ぐ金曜日 未貴 1 鶴子
639-04 高齢の母に叱られ蕗の薹 こひつじ 3 樽金・泥亀・鶴子
639-05 寒替卓に並べて選ぶ花器 まぐのりあ 1 越冬こあら
639-06 寒雷や長き静寂(しじま)にある不安 泥亀 1 まぐのりあ
639-07 探梅や隣村まで一万歩 鶴子 3 こひつじ・未貴・亜紀
639-08 探梅やGPS頼りに戻る道 まぐのりあ 3 ヤチ代・泥亀・鶴子
639-09 よき人のワイングラスに冬日映ゆ 樽金 3 流・こひつじ・鶴子
639-10 初芝居上から眺む桟敷席 ヤチ代 1 こひつじ
639-11 寒日和添って添われて半世紀 -
639-12 想ひ出の重さ軽さや牡丹雪 未貴 4 流・樽金・越冬こあら・亜紀
639-13 店先に犬待ち詫ぶる冬日向 樽金 3 ヤチ代・越冬こあら・亜紀
639-14 県境の峠の道や春隣 1 樽金
639-15 出遅れて足跡あまた雪の原 亜紀 3 まぐのりあ・未貴・鶴子
639-16 日時計を見て宮を見る冬の蝶 -
639-17 茶の間までふところ深き冬日差 未貴 2 流・まぐのりあ
639-18 春菊の喰わず嫌ひを直しけり こひつじ 2 まぐのりあ・泥亀
639-19 子らの声みんな食み出すどんどかな -
639-20 ボール蹴るをさなご五人良寛忌 鶴子 2 流・樽金
639-21 茹で汁を絞ればすぼむ法蓮草 こひつじ 1 まぐのりあ
639-22 春着きて家族写真に納まりぬ -
639-23 春隣りドローン飛ばす四人組 -
639-24 松過て資源のごみに外れ籤 -
639-25 谷底の里より見上ぐ寒の空 2 未貴・泥亀
639-26 間取図を見比べてゐる春隣 亜紀 5 流・ヤチ代・樽金・こひつじ・越冬こあら
639-27 大寒の食後の薬六種類 越冬こあら 2 こひつじ・泥亀
639-28 立春やパンに練り込むうぐいす豆 亜紀 2 ヤチ代・越冬こあら
639-29 寒雷のビリリ闘牛士のマンボ -
639-30 蛮カラがくしゃみ連発して来たる 樽金 3 ヤチ代・未貴・亜紀
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