第 641 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成30年2月25日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
641-01 春の雪絵馬重なりて濡れそぼつ 樽金 1 まぐのりあ
641-02 お喋りのはずむ三人春の朝 -
641-03 牡丹の芽動めく空は浅緑 -
641-04 強東風に洗濯挟み追加する 2 ヤチ代・クリトン
641-05 春浅し自転車並ぶ医院前 越冬こあら 2 流・まぐのりあ
641-06 春よ春モーツァルトにシューベルト -
641-07 残りたる豆を見つけし二月尽 こひつじ 2 流・泥亀
641-08 冬夕焼ほっぺの紅き子等帰る クリトン 2 樽金・亜紀
641-09 かたくなに開かぬ蜆ありにけり こひつじ 4 ヤチ代・クリトン・まぐのりあ・鶴子
641-10 春の雪子等と戯れ舞ひ落ちる クリトン 1 樽金
641-11 囀りや近く遠くに箱根山 まぐのりあ 3 亜紀・泥亀・鶴子
641-12 永き日やおまけでもらふ飴二つ 亜紀 4 ヤチ代・こひつじ・越冬こあら・未貴
641-13 鳥帰る寿命の尽きる日は知らず こひつじ 3 流・泥亀・未貴
641-14 さりげなく校旗に触れて卒業す 樽金 4 流・こひつじ・クリトン・鶴子
641-15 黒黒と浴びる返り血さざえ割る -
641-16 美しく老いてゆきたし筆の花 鶴子 3 亜紀・こひつじ・越冬こあら
641-17 残雪の白さまぶしき峠越え -
641-18 佳き日とはけふの始まり春の朝 鶴子 3 樽金・こひつじ・まぐのりあ
641-19 春兆す風のガーデン影二つ -
641-20 モノトーンの朝神宮のつくしんぼ -
641-21 春愁や未完のままの本を閉づ まぐのりあ 2 クリトン・泥亀
641-22 シクラメン体験無料講座開催 -
641-23 流暢に話す日本語木の芽和 ヤチ代 3 亜紀・越冬こあら・未貴
641-24 限りなく揚がる雲雀の物哀し -
641-25 蛇穴を出づるや青き信号機 亜紀 4 ヤチ代・越冬こあら・鶴子・未貴
641-26 麦畑ひろがる車窓北上す 未貴 1
641-27 草摘んで海苔お結びを頬張りぬ -
641-28 亀鳴いて優しき罠を掛けに来る 泥亀 4 ヤチ代・亜紀・鶴子・未貴
641-29 神の火をつぶさに刻む山火かな 泥亀 1 まぐのりあ
641-30 荒東風や終日波止に波止まず 1 樽金
641-31 散歩する林の中の初音かな -
641-32 当直のひそひそ話春の闇 ヤチ代 4 樽金・こひつじ・クリトン・越冬こあら
641-33 春浅し深きところにあるストーン 亜紀 1 泥亀
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