第 645 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成30年4月22日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
645-01 あるだけの仕事熟して星朧 -
645-02 水際や鳥の目線で落花浴ぶ -
645-03 楠若葉八幡様の大鳥居 亜紀 4 まぐのりあ・樽金・クリトン・未貴
645-04 白魚や末の娘の暮しむき 越冬こあら 1 鶴子
645-05 母の手のかくも武骨に花菜漬 樽金 4 泥亀・鶴子・クリトン・亜紀
645-06 着替え服まだ出しきれず早や薄暑 -
645-07 庭下駄に並びをりけり落ち椿 -
645-08 山藤と見極むまでの遠さかな まぐのりあ 5 こひつじ・樽金・泥亀・亜紀・未貴
645-09 春ともし仏足石の彩散らす -
645-10 春愁の赤しか書けぬ三色ペン こひつじ 4 ヤチ代・越冬こあら・亜紀・未貴
645-11 浄土にも句会はあらむ落椿 樽金 3 流・まぐのりあ・未貴
645-12 沈丁花気ままに見える自由業 越冬こあら 3 ヤチ代・泥亀・鶴子
645-13 遣り残し皆無のやうに雁帰る 未貴 1 まぐのりあ
645-14 春の星コンペイトーをカリコリと ヤチ代 2 まぐのりあ・鶴子
645-15 ヒヤシンス留守番させてをりにけり ヤチ代 1 亜紀
645-16 炭酸水のキャップひねれば夏近し 亜紀 1 越冬こあら
645-17 旅支度背戸の鶯聞きながら 3 樽金・泥亀・クリトン
645-18 雨上がり甘きかほりの藤の花 -
645-19 そのあらは甘辛く煮て初鰹 こひつじ 1 ヤチ代
645-20 亀鳴くや茶匙一杯の甘さ持ち -
645-21 不登校予備軍のまま入学す こひつじ 1
645-22 軒下の短き竿の鯉のぼり クリトン 2 流・ヤチ代
645-23 日陰りて薄紅色の花水木 亜紀 1 越冬こあら
645-24 日曜の日永ケンケンパで暮れる 1 ヤチ代
645-25 雨止んで見舞い客と燕来る まぐのりあ 3 流・こひつじ・未貴
645-26 頼みごとの地蔵参りや春の道 鶴子 1
645-27 忌の近き墓域菜の花盛りなり -
645-28 桜蘂降るコンサート日和かな 鶴子 1 クリトン
645-29 皺の手と小さき子の手に桜貝 ヤチ代 3 こひつじ・越冬こあら・クリトン
645-30 しばらくは原野の少女春の馬 泥亀 2 樽金・鶴子
645-31 風の道幾筋もあり若柳 まぐのりあ 2 こひつじ・樽金
645-32 学童の列上りゆく若葉道 樽金 5 こひつじ・まぐのりあ・泥亀・越冬こあら・亜紀
645-33 折角も足長蜂の巣を壊し -
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