第 647 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成30年5月20日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
647-01 夏めくやワインボトルの細き首 未貴 2 こひつじ・越冬こあら
647-02 翡翠の川面かすめる朝かな -
647-03 梅雨めくや電柱毎にひと休み -
647-04 濃淡に若葉の風の流れけり -
647-05 叡山へ雲の流るる青田かな 泥亀 4 まぐのりあ・樽金・亜紀・未貴
647-06 青すだれ屋台のなかのエトランゼ 泥亀 3 流・ヤチ代・鶴子
647-07 花栗や庇伸ばしてキッチンカー まぐのりあ 3 ヤチ代・鶴子・未貴
647-08 同窓会の話流れて冷奴 越冬こあら 3 樽金・亜紀・こひつじ
647-09 母の日の花色数多ありにけり ヤチ代 3 樽金・泥亀・クリトン
647-10 神木に神籤纏ひて薄暑来る -
647-11 大橋に夕日返して遍路路 クリトン 1 鶴子
647-12 玉黄楊を隠れ家として青とかげ -
647-13 夏芝の二人気になる草野球 -
647-14 約束を守る子が居て麦の秋 越冬こあら 2 まぐのりあ・鶴子
647-15 更衣なりたき我になれる服 こひつじ 4 まぐのりあ・亜紀・ヤチ代・未貴
647-16 我が汗も新樹の香する山路かな -
647-17 革張りのソファへどうぞソーダ水 亜紀 5 こひつじ・泥亀・ヤチ代・越冬こあら・鶴子
647-18 草笛や子どもは外で遊ぶべし -
647-19 鯉のぼり浮世の風に放たれし 未貴 2 樽金・こひつじ
647-20 鳥の日やペンギンの雛すくすくと -
647-21 薔薇真紅なれば満たせるグラスかな 亜紀 2 まぐのりあ・泥亀
647-22 夏蜜柑もぎて食べをり海を見つ -
647-23 百葉箱昏しとみれば麦の秋 -
647-24 噴水やふたりに縒りの戻りたる 未貴 1 ヤチ代
647-25 床掃除ルンバに任せ新茶かな こひつじ 2 泥亀・クリトン
647-26 香水や香のなかにゐて甘き夢 -
647-27 薫風を馬車の抜けゆくウェディング 亜紀 1 クリトン
647-28 湖の風とおしゃべり夏帽子 鶴子 3 流・亜紀・越冬こあら
647-29 雨なれど八十八夜の茶摘みかな -
647-30 鯉のぼり泳がせ漁船波止を出づ 樽金 4 流・亜紀・クリトン・未貴
647-31 西日さす三角屋根のおとぎ話 鶴子 2 流・泥亀
647-32 薫風や鈴鳴らし来る乳母車 樽金 4 まぐのりあ・こひつじ・越冬こあら・クリトン
647-33 谷渡る一本の橋初夏の風 クリトン 4 流・樽金・越冬こあら・未貴
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