第 651 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成30年7月15日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
651-01 仙人掌や一日三度食う身体 越冬こあら 2 まぐのりあ・未貴
651-02 カンナ燃ゆ朝日の浜にほどけをり -
651-03 空蝉が怖いと泣いた人の古希 -
651-04 三度目のリセットボタン熱帯夜 越冬こあら 2 亜紀・泥亀
651-05 七夕や幼稚園児の願ひ事 クリトン 1 鶴子
651-06 冷房を出てマグマのごとき風 こひつじ 2 流・ヤチ代
651-07 思い出の旅の夢みし明け易し 鶴子 1 クリトン
651-08 青島の鬼の洗濯夕焼けぬ -
651-09 ずぶずぶと糠床深く混ぜにけり こひつじ 3 ヤチ代・泥亀・クリトン
651-10 深夜ドラマ月下美人のときめきよ 鶴子 2 未貴・クリトン
651-11 滴りの天衣無縫の虚空かな -
651-12 炎天や逃げも隠れもせぬ農道 亜紀 7 流・こひつじ・ヤチ代・鶴子・まぐのりあ・越冬こあら・泥亀
651-13 水打つてだんだん柔らかくなる身体 亜紀 3 こひつじ・ヤチ代・越冬こあら
651-14 蝉のほか深閑として昼の苑 未貴 3 流・亜紀・樽金
651-15 揚花火空を揺さぶり打ち終わる 泥亀 2 クリトン・樽金
651-16 雨上がりおそるおそるの蝉の声 2 クリトン・樽金
651-17 川風に煙りが揺れるバーベキュー -
651-18 少年ら大志を抱け夕端居 -
651-19 端居して昨夜の夢に思い馳せ -
651-20 アンデルセン童話残酷月涼し 越冬こあら 3 こひつじ・ヤチ代・亜紀
651-21 上巻と下巻の厚み夏休み 未貴 6 流・こひつじ・鶴子・亜紀・越冬こあら・泥亀
651-22 風にゆれる花魁草(おいらんそう)の淑やかさ -
651-23 ダイヤモンドヘッドを背に氷菓売 ヤチ代 2 鶴子・未貴
651-24 青空や氷苺に染まる舌 ヤチ代 3 こひつじ・まぐのりあ・越冬こあら
651-25 むずかる児腕に重たし蛍狩 -
651-26 伊達藩の刑場跡や青芒 樽金 4 流・鶴子・亜紀・未貴
651-27 短命の限り屋台の金魚かな -
651-28 白南風や軒に巻き簀のさゆれをり -
651-29 一列に長々続く夜登山 クリトン 2 まぐのりあ・樽金
651-30 速攻で返す一点雲の峰 亜紀 3 越冬こあら・泥亀・未貴
651-31 帰省子の水ぶっかけた茶漬けかな 1 樽金
651-32 こつそりとモンローウォーク真似し夏 -
651-33 各部屋の白布取り去る夏館 ヤチ代 1 まぐのりあ
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