第 652 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成30年7月29日
兼題:「鳳仙花」、「摂待(せったい)」、「道」 ※「道」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
652-01 接待の残り律義に主探す -
652-02 チョーク絵の怪獣唸る鳳仙花 ヤチ代 2 まぐのりあ・越冬こあら
652-03 鳳仙花強く叱って気に病んで 越冬こあら 2 鶴子・まぐのりあ
652-04 摂待の軒に潮の香いづこより 未貴 4 流・亜紀・まぐのりあ・泥亀
652-05 呼び入れてくれるもうれしお接待 3 ヤチ代・クリトン・泥亀
652-06 接待や午前と午後のボランティア ヤチ代 2 流・越冬こあら
652-07 婆と孫笑顔弾ける鳳仙花 -
652-08 雲水の後に先にと道おしえ まぐのりあ 3 未貴・亜紀・クリトン
652-09 垣根越し母と子の声鳳仙花 鶴子 2 流・泥亀
652-10 熊野道行き違う人みな汗を クリトン 1 鶴子
652-11 日盛りの道はわずかに上り坂 3 未貴・まぐのりあ・越冬こあら
652-12 帰省して歩き慣れたる野道かな こひつじ 1 未貴
652-13 今朝の秋シルクハットに道聞かれ 越冬こあら 2 こひつじ・泥亀
652-14 盆の道かの日幼なに遠かりき -
652-15 門前の湧水豊か摂待茶 まぐのりあ 4 ヤチ代・こひつじ・亜紀・鶴子
652-16 天界に道の定まる未草(ひつじぐさ) -
652-17 鳳仙のほろほろ弾む道祖神 泥亀 1 亜紀
652-18 道の端で家族総出のお摂待 -
652-19 摂待の梅潮飴を含みけり -
652-20 鳳仙花納骨堂の父に会ふ こひつじ 2 流・亜紀
652-21 摂待や寺参りせし世間話 -
652-22 摂待や手首の動き小刻みに こひつじ 1 クリトン
652-23 静けさを破り弾けぬ鳳仙花 1 こひつじ
652-24 姉妹みな近くに住みて鳳仙花 亜紀 5 ヤチ代・未貴・こひつじ・クリトン・越冬こあら
652-25 稲妻の空を見上ぐる道人等 -
652-26 いもうとの口ぐせ淋し鳳仙花 -
652-27 摂待や歳には勝てぬ脹脛 越冬こあら 1 ヤチ代
652-28 引き返す道なき道や草いきれ 亜紀 5 流・ヤチ代・こひつじ・鶴子・クリトン
652-29 鳳仙花水やる人と長話 クリトン 4 未貴・鶴子・まぐのりあ・越冬こあら
652-30 夕暮れの山道行かば青胡桃 鶴子 1 泥亀
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