第 660 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成30年11月18日
兼題:「神の旅」、「山茶花」、「形」 ※「形」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
660-01 山茶花の散るとき演歌口遊む 泥亀 1 久里脩平
660-02 山茶花や咲き具合より散り具合 未貴 3 野木編・クリトン・こひつじ
660-03 手袋の形状記憶卓の上 未貴 2 越冬こあら・久里脩平
660-04 山茶花や庭の片隅チャボの小屋 ヤチ代 3 越冬こあら・亜紀・泥亀
660-05 猫撫の形となりて炬燵抱く 泥亀 2 野木編・越冬こあら
660-06 トレンディな髪形似合ふ七五三 こひつじ 1 泥亀
660-07 暫くはこの道迷ふ冬茜 久里脩平 2 亜紀・未貴
660-08 渡れねば橋とは言へず神の旅 -
660-09 神の旅給湯室の笑い声 越冬こあら 2 ヤチ代・泥亀
660-10 幸福の形色々ブロッコリ 越冬こあら 4 野木編・亜紀・未貴・こひつじ
660-11 山茶花の道を左に折れて海 -
660-12 オリオンや危篤電報届きをり -
660-13 出不精の疫病もをり神の旅 野木編 1 クリトン
660-14 証印無き自動化ゲート神の旅 ヤチ代 2 亜紀・未貴
660-15 大形の水鳥村の溜め池へ -
660-16 泣き顔の指人形も焚き火の輪 野木編 2 越冬こあら・久里脩平
660-17 勾玉の胎児のかたち神の旅 こひつじ 3 ヤチ代・久里脩平・クリトン
660-18 山茶花の小さき蕾ほの紅く クリトン 1 未貴
660-19 何処までも漕ぎてゆかむや冬の海 久里脩平 2 未貴・クリトン
660-20 山茶花の白一輪やコンシェルジュ 野木編 1 泥亀
660-21 おにぎりの形くづるる鵙日和 亜紀 3 ヤチ代・野木編・こひつじ
660-22 地図になき道を行きけり神の旅 亜紀 4 ヤチ代・久里脩平・クリトン・こひつじ
660-23 山茶花と点けっ放しのテレビジョン -
660-24 曇り空今日はどこまで神の旅 クリトン 2 野木編・泥亀
660-25 山茶花や道草を食うランドセル こひつじ 3 ヤチ代・越冬こあら・亜紀
660-26 形良き落葉探してをりにけり ヤチ代 1 こひつじ
660-27 教会に隣り我が家の神の旅 -
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