第 663 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成30年12月30日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
663-01 塒へと車道を渡る大狸 -
663-02 窓といふ窓を灯して大晦日 未貴 4 泥亀・越冬こあら・亜紀・クリトン
663-03 古暦あと数日の役となり クリトン 1 鶴子
663-04 掌に受く綿虫を覗き込む -
663-05 葉牡丹を玄関に置き一休み -
663-06 突っ張って生きて来ました去年今年 泥亀 1 野木編
663-07 看護師のマスクの中に笑顔あり こひつじ 1 鶴子
663-08 卵とじレシピを増やし寒の入 -
663-09 千切りの包丁休め冬麦酒 -
663-10 妻のメモ帰りは十時蜜柑載せ 野木編 1 未貴
663-11 上空は蒼し天皇誕生日 ヤチ代 1 越冬こあら
663-12 余白にも小さな嘘や日記果つ 野木編 6 越冬こあら・こひつじ・未貴・鶴子・亜紀・クリトン
663-13 年逝くや喪中の知らせ又一人 -
663-14 漱石忌電子書籍の電池切れ ヤチ代 3 野木編・こひつじ・クリトン
663-15 去年今年エプロンのまま泣きにきし 泥亀 2 こひつじ・未貴
663-16 ふつくりと畳むセーター旅の宿 亜紀 4 泥亀・こひつじ・鶴子・クリトン
663-17 慎ましくこじんまりした年用意 こひつじ 2 泥亀・クリトン
663-18 窓越しのダンス教室冬ぬくし 野木編 4 泥亀・越冬こあら・ヤチ代・亜紀
663-19 凍星や黒いケースのバイオリン 越冬こあら 3 野木編・未貴・鶴子
663-20 持ち込みの宿題片付かぬ寒波 亜紀 1 ヤチ代
663-21 驚愕の訃報届きし年の暮 クリトン 1 越冬こあら
663-22 年酒の座酔えば涙の光り出す -
663-23 着膨れて黒とグレーの服ばかり こひつじ 3 野木編・ヤチ代・亜紀
663-24 噴水に七色映えて冬の虹 -
663-25 屋上に師走の風と日差し浴ぶ 未貴 1 こひつじ
663-26 数へ日や首を通して右左 越冬こあら 4 野木編・ヤチ代・未貴・亜紀
663-27 ボヘミアンラプソディー流れ年惜しむ 亜紀 2 泥亀・ヤチ代
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