第 664 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成31年1月13日
兼題:「葉牡丹」、「厄払」、「白」 ※「白」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
664-01 母直伝の文句となへる厄落 -
664-02 白濁は海のみなもと牡蠣すする 未貴 2 ヤチ代・亜紀
664-03 凍鶴の白が真白になりにけり -
664-04 空白の一行二行埋め寒暮 亜紀 3 野木編・こひつじ・クリトン
664-05 葉牡丹の色彩眩しけふの笑顔 -
664-06 葉牡丹や主役不在の駅広場 野木編 1 こひつじ
664-07 葉牡丹に町のボランティアの名札 ヤチ代 4 野木編・泥亀・鶴子・亜紀
664-08 珈琲に白きマシュマロ寒波来ぬ ヤチ代 2 越冬こあら・こひつじ
664-09 厄払良きことあれと手を合わす -
664-10 古井戸に降る日光と白息と -
664-11 演奏が始まる前の白い冬 -
664-12 厄払い指の先だけちょい濡らし 越冬こあら 2 野木編・未貴
664-13 葉牡丹やゆふべ定時のシャッター音 未貴 4 野木編・鶴子・亜紀・クリトン
664-14 厄払伸び放題の僧のひげ こひつじ 4 越冬こあら・泥亀・亜紀・クリトン
664-15 葉牡丹や役目を終へて庭の隅 クリトン 2 ヤチ代・泥亀
664-16 脇役に徹す葉牡丹の心意気 -
664-17 大き槌ぐっと構えて鏡開 -
664-18 葉牡丹の渦幾重にも愛溢れ 泥亀 2 越冬こあら・鶴子
664-19 子の為に成り代はりたる厄払 ヤチ代 2 こひつじ・鶴子
664-20 正座して足が痺れて厄払 亜紀 2 ヤチ代・鶴子
664-21 葉牡丹の周り回つて公民館 亜紀 3 越冬こあら・野木編・未貴
664-22 厄払出立の法螺響かせり 泥亀 2 ヤチ代・未貴
664-23 寅さんに背中押されて厄払 野木編 3 越冬こあら・泥亀・亜紀
664-24 葉牡丹や女剣士の朝稽古 越冬こあら 3 ヤチ代・未貴・クリトン
664-25 告白はこの、あの氷柱落ちてから 野木編 2 こひつじ・未貴
664-26 傷む膝今朝も歩いて厄払 -
664-27 中ヒールを履けた喜び年始回り 鶴子 1 泥亀
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