第 665 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成31年1月27日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
665-01 立体の富士山見えて冬の晴 鶴子 1 クリトン
665-02 新巻をどこに吊るそう3DK 野木編 1 こひつじ
665-03 手付かずの雪掻き分けて墓域まで 未貴 3 こひつじ・泥亀・亜紀
665-04 湯たんぽや旅に出る人残る人 越冬こあら 2 野木編・こひつじ
665-05 待望のカレーうどんや窓の雪 亜紀 2 越冬こあら・こひつじ
665-06 初句会淡い放心見透かさる -
665-07 セーターにアルファベットの頭文字 ヤチ代 3 野木編・こひつじ・クリトン
665-08 きりたんぽ賞味期限のない暮らし 越冬こあら 2 未貴・泥亀
665-09 あやとりの四段はしごや日脚伸ぶ 野木編 2 鶴子・クリトン
665-10 薄氷を撥ねて車の走り去り -
665-11 直角に曲がる都会の冬の風 越冬こあら 4 鶴子・ヤチ代・亜紀・クリトン
665-12 山茶花や点となりゆく路線バス 未貴 2 越冬こあら・泥亀
665-13 捨て猫と目が合ふ寒の雨の中 こひつじ 1 鶴子
665-14 腹の虫熱々燗でしずめけり 野木編 2 ヤチ代・未貴
665-15 絨毯に積木の城の崩れをり ヤチ代 2 鶴子・亜紀
665-16 大寒やセンター試験へ馳せる道 -
665-17 一列に乗り込むバスや春近し 亜紀 2 越冬こあら・泥亀
665-18 カラカラの強風あふりカラーマスク -
665-19 星型の人参煮ゆるシチューかな ヤチ代 1 野木編
665-20 裏庭の梯子そのまま雪しんしん 亜紀 3 越冬こあら・ヤチ代・クリトン
665-21 寒肥を入れ休ませる黒き土 クリトン 1 未貴
665-22 着ぶくれて木霊の国に迷い込む 泥亀 2 鶴子・未貴
665-23 雪の予報に断りし美容院 こひつじ 1 泥亀
665-24 ジャムを煮る暮色の匂ひ春隣 未貴 3 野木編・ヤチ代・亜紀
665-25 ストーブで尻尾の先を焦がす猫 -
665-26 地下街に降り着て冬の貌を解く 泥亀 3 越冬こあら・ヤチ代・未貴
665-27 定刻に来る税理士や春隣 こひつじ 2 野木編・亜紀
[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]