第 667 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成31年2月24日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
667-01 二月猫三月兎四月河馬 越冬こあら 1 泥亀
667-02 亡母の忌や北窓を開け僧迎ふ -
667-03 堤まで見ゆる限りをたんぽぽ黄 未貴 3 こひつじ・越冬こあら・亜紀
667-04 棒でなく折れ線で春来るんじゃね 越冬こあら 3 野木編・こひつじ・亜紀
667-05 果てしなく打寄せる波桜貝 ヤチ代 1 鶴子
667-06 携帯の音に驚く朝寝かな -
667-07 春の朝爪切る音の洋間より -
667-08 マシュマロの溶けだすココア春の夕 -
667-09 踏切の上がる高さに初蝶来 未貴 2 野木編・クリトン
667-10 かりそめの旅を重ねる田螺かな 泥亀 1 鶴子
667-11 恋猫の性か骨肉爭ヘリ -
667-12 成田着まずは菜花の辛子和え 野木編 5 ヤチ代・泥亀・クリトン・こひつじ・越冬こあら
667-13 黒板に相合傘の卒業日 野木編 3 ヤチ代・未貴・鶴子
667-14 桜餅祖母とおなじく富士額 ヤチ代 5 野木編・クリトン・越冬こあら・亜紀・未貴
667-15 深爪を悔いつつ雛の紐結ぶ こひつじ 3 泥亀・亜紀・未貴
667-16 新しきことを始めて春告鳥 鶴子 1 ヤチ代
667-17 春愁や電話の声に助けられ クリトン 1 鶴子
667-18 老いるとは踏まれぬ道の薄氷 こひつじ 2 クリトン・未貴
667-19 ラーメンに浮かぶ煮卵春浅し 亜紀 2 ヤチ代・越冬こあら
667-20 通勤のダイヤ改正黄水仙 -
667-21 受験会場隣りの席の若白髪 こひつじ 1 泥亀
667-22 見舞う身も薬漬けなり春疾風 鶴子 5 野木編・クリトン・こひつじ・亜紀・未貴
667-23 縄跳びに加速のつきぬ麦は青 泥亀 2 ヤチ代・こひつじ
667-24 五六歳若く見られし乙女椿 -
667-25 木登りをすつかり忘れ猫の恋 未貴 1 泥亀
667-26 ひととせを皆つつがなく梅真白 亜紀 2 野木編・越冬こあら
667-27 梅ふふむ退院まではあと五日 野木編 1 鶴子
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