第 668 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成31年3月10日
兼題:「鳥帰る」、「鰆」、「身」 ※「身」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
668-01 鰆船の大波小波瀬戸の海 鶴子 3 クリトン・泥亀・ヤチ代
668-02 旬の文字付けたメニューの鰆食ぶ -
668-03 地の震へまた身の震へ春いづこ 未貴 2 野木編・鶴子
668-04 手術後の粥と鰆の薄き味 こひつじ 3 越冬こあら・未貴・亜紀
668-05 身ひとつで生まれ死にゆく鳥雲に こひつじ 2 ヤチ代・鶴子
668-06 記録する身体能力草朧 亜紀 2 越冬こあら・ヤチ代
668-07 独り居や鰆の西京焼き匂ふ 未貴 1 クリトン
668-08 鳥帰る週の初めの可燃ゴミ 越冬こあら 3 クリトン・未貴・亜紀
668-09 水筒の水飲みきつて鳥帰る 亜紀 1 野木編
668-10 佳き日かな一二三と鳥帰る 鶴子 3 クリトン・こひつじ・未貴
668-11 品札にルビくつきりと鰆買ふ 野木編 4 こひつじ・泥亀・ヤチ代・亜紀
668-12 鳥帰る週の初めは日曜日 ヤチ代 1 越冬こあら
668-13 夕刻に上がる雨なり鰆東風 亜紀 1 鶴子
668-14 海峡の快晴願ふ鰆漁 泥亀 1 未貴
668-15 鳥帰る銭湯の屋根寺の屋根 未貴 2 越冬こあら・こひつじ
668-16 早朝の空バタバタと鳥帰る -
668-17 金盞花八頭身から摘まれゐて 野木編 1 鶴子
668-18 何度目の身の上話うららけし ヤチ代 3 野木編・泥亀・亜紀
668-19 鳥帰る座敷童子を羽に乗せ 野木編 1 泥亀
668-20 身支度を整へ親子入学式 クリトン 2 越冬こあら・泥亀
668-21 鳥帰るわが身の重さ引っ提げて 泥亀 3 クリトン・こひつじ・未貴
668-22 鳥帰る工場の歯車地図記号 こひつじ 2 野木編・亜紀
668-23 両家顔合わせ鰆のカルパッチョ -
668-24 買うて来し鰆夕餉に食ぶ二人 -
668-25 身構へて熊穴を出づ岸壁に -
668-26 地平線見つめておれば鳥帰る 泥亀 1 鶴子
668-27 身に余る贈る言葉や春の宵 越冬こあら 3 野木編・こひつじ・ヤチ代
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