第 669 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成31年3月24日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
669-01 春暁や蛇口は全て下を向く 越冬こあら 2 亜紀・未貴
669-02 咲く椿落ちし椿や曼荼羅図 未貴 1 こひつじ
669-03 鳥雲に終点のない乳母車 泥亀 3 クリトン・越冬こあら・鶴子
669-04 おんどりの気どって歩く里の春 鶴子 2 ヤチ代・野木編
669-05 鴨引きて湖の動悸の静まりぬ 泥亀 2 亜紀・未貴
669-06 スコーンにバターたつぷり桃の花 亜紀 4 ヤチ代・越冬こあら・こひつじ・鶴子
669-07 耕転機の置きざりてをる春夕日 -
669-08 花盛り週休二日サラリーマン 越冬こあら 1 鶴子
669-09 春苺生クリームの角をたて ヤチ代 2 野木編・こひつじ
669-10 春の風曲りくねりし旧街道 クリトン 1 野木編
669-11 花冷や最上階より見ゆる富士 -
669-12 失恋の日のブランコやギイッと鳴り -
669-13 白和へを甘めに仕上げ彼岸かな 未貴 2 越冬こあら・こひつじ
669-14 花見せむ夜半の嵐の吹かぬ間に -
669-15 半仙戯覚えたてなる校歌かな こひつじ 3 クリトン・泥亀・亜紀
669-16 点滴の滴の向かう菫かな -
669-17 宮様の笑ふお写真卒業期 ヤチ代 2 クリトン・泥亀
669-18 春昼や豆腐売る声流れ来る クリトン 2 泥亀・鶴子
669-19 点描のごとき遠目の春の鴨 鶴子 2 野木編・未貴
669-20 お四国を呼びかけてゐるチラシかな -
669-21 春愁や家電の声に指図され 野木編 5 ヤチ代・越冬こあら・亜紀・こひつじ・未貴
669-22 供花ならぬ紅の鮮やか落椿 -
669-23 動かねば水の澄みたる蝌蚪の国 こひつじ 4 ヤチ代・野木編・泥亀・亜紀
669-24 立ち漕ぎはこれが最後と卒園日 野木編 2 クリトン・未貴
669-25 子も母もはみ出して描くチューリップ ヤチ代 2 クリトン・鶴子
669-26 新しきリュックサックと春の雲 亜紀 2 越冬こあら・泥亀
669-27 思慮深き乾物並ぶ春の宵 越冬こあら 1 ヤチ代
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