第 678 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和元年7月28日
兼題:「あらひ」、「日焼け」、「切」 ※「切」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
678-01 踏切を越えて参道夜店の灯 クリトン 4 亜紀・こひつじ・越冬こあら・未貴
678-02 こわごわと猫の手で切る胡瓜かな -
678-03 青磁色身に写しけり洗ひ鯉 野木編 2 こひつじ・越冬こあら
678-04 初めての婿と冷酒や江戸切子 野木編 2 亜紀・越冬こあら
678-05 料亭を仕切る入婿洗鯉 ヤチ代 2 泥亀・野木編
678-06 黄金虫むくろが非常階段に -
678-07 泥吐かせあらひの鯉や酒を酌む クリトン 1 亜紀
678-08 ガードマンの日焼け極まり黒光り 泥亀 1 クリトン
678-09 夕焼けを追ふをとこや切々と 久里脩平 1 泥亀
678-10 マカデミアナッツの土産日焼けっ娘 野木編 2 ヤチ代・クリトン
678-11 ハンドルを握る手ことに日焼かな -
678-12 しまなみの海道をゆく日焼けかな 亜紀 4 泥亀・野木編・こひつじ・越冬こあら
678-13 切子皿鯉のあらひの収まりぬ 泥亀 2 野木編・未貴
678-14 髪切虫鳴いて放せと訴へり ヤチ代 1 野木編
678-15 言うことを聞かぬ娘の日焼け跡 越冬こあら 3 ヤチ代・クリトン・こひつじ
678-16 西瓜冷え家族割して切りにけり -
678-17 後悔の若気の至り日焼けかな -
678-18 日焼け止め塗らりし子供いと多し -
678-19 夜のとばり水の匂ひの洗鯛 未貴 2 野木編・亜紀
678-20 水音も味付けとなる洗膾かな こひつじ 4 泥亀・ヤチ代・クリトン・越冬こあら
678-21 洗鱸今宵の客は日本人 越冬こあら 3 ヤチ代・亜紀・未貴
678-22 闊歩する男と女日焼けして 久里脩平 1 ヤチ代
678-23 横笛をあらひ終へたる夜店かな -
678-24 切れ味の良き包丁とあらひかな 亜紀 2 クリトン・未貴
678-25 冷房を切りて向かひのビル光る 亜紀 1 こひつじ
678-26 せめてもの償いにミニトマト切る -
678-27 日焼人ラーメン店の席を占む ヤチ代 2 泥亀・未貴
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