第 681 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和元年月9月8日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
681-01 隣りあふ渋みと甘み柿の園 未貴 1 クリトン
681-02 稲妻の四方に走れば街動く 泥亀 1 亜紀
681-03 露の身や二科賞の絵に息を飲む -
681-04 朝顔や密出国の蔓戻し 野木編 1 ヤチ代
681-05 八朔や今夜の馳走子が待てり クリトン 1 クリトン
681-06 ジョーダンの跳んでる靴や鳥渡る -
681-07 雲払ふまた雲はらふ芒の穂 未貴 4 泥亀・ヤチ代・こひつじ・クリトン
681-08 秋暑し電車の遅延アナウンス 亜紀 3 泥亀・久里脩平・越冬こあら
681-09 舌先で檸檬の種をよけ紅茶 -
681-10 中秋の月に木星寄り添へり クリトン 1 野木編
681-11 稲妻やちらつと見上ぐ掛け時計 ヤチ代 3 泥亀・野木編・未貴
681-12 八方へ二百十日の雲翔んで 未貴 1 亜紀
681-13 台風にテレビ信頼して眠る クリトン 1 野木編
681-14 短冊の余白に我名虫の夜 亜紀 3 ヤチ代・こひつじ・久里脩平
681-15 防水の軽量リュック山装ふ ヤチ代 1 泥亀
681-16 新月の改札口に群れにけり -
681-17 半月や手紙の束とネガフィルム 越冬こあら 4 こひつじ・久里脩平・亜紀・未貴
681-18 眺めゐる錦江湾や大花野 -
681-19 秋暑し皇居警備の重装備 こひつじ 3 泥亀・越冬こあら・未貴
681-20 お願いのメール三通秋の夜 越冬こあら 1 ヤチ代
681-21 連峰は神の橋箱秋高し -
681-22 台風来バランスボールに身を預け 亜紀 5 ヤチ代・野木編・こひつじ・久里脩平・越冬こあら
681-23 村祭り鼻白粉の床屋の子 野木編 5 こひつじ・越冬こあら・クリトン・亜紀・未貴
681-24 新涼の馬刺しのあとの甘味かな -
681-25 米を研ぐ指より溶けてゆく秋思 泥亀 5 野木編・久里脩平・越冬こあら・亜紀・未貴
681-26 新涼や明日帰るとライン来て 越冬こあら 1 クリトン
681-27 流灯の妣をみてゐる縁かな -
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