第 684 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和元年10月20日
兼題:「銀杏」、「うそ寒」、「共」 ※「共」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
684-01 タウン誌の残るベンチや銀杏散る 未貴 5 こひつじ・野木編・越冬こあら・亜紀・脩平
684-02 うそ寒やアークのいない天王寺 -
684-03 竹の春共通項のない二人 ヤチ代 1 脩平
684-04 うそ寒やよそゆきに付く染み汚れ こひつじ 2 泥亀・未貴
684-05 うそ寒や爪の甘皮押し上げて 亜紀 1 こひつじ
684-06 うそ寒や自動扉の前に人 ヤチ代 2 野木編・脩平
684-07 風雲の深空のありて銀杏の実 -
684-08 銀杏の歯触りや子の纏ひ付く -
684-09 冬瓜を分けて共同台所 こひつじ 3 泥亀・野木編・亜紀
684-10 腸内の共生菌や長き夜 越冬こあら 3 泥亀・ヤチ代・未貴
684-11 自転車を押して銀杏並木かな 亜紀 2 野木編・未貴
684-12 文章の行間を読む獺祭忌 泥亀 1 脩平
684-13 うそ寒や東新宿駐車場 脩平 3 泥亀・越冬こあら・未貴
684-14 銀杏を入れて早足レジ袋 -
684-15 駅頭の共同募金秋うらら -
684-16 是がまあ終の住処の銀杏かな 脩平 1 こひつじ
684-17 銀杏や氏子総代六代目 こひつじ 5 ヤチ代・野木編・越冬こあら・亜紀・脩平
684-18 うそ寒や書けぬ漢字が又一つ 越冬こあら 1 こひつじ
684-19 母校いま共学となり文化祭 野木編 4 ヤチ代・こひつじ・越冬こあら・亜紀
684-20 銀杏や母の差し出す茶封筒 野木編 2 ヤチ代・越冬こあら
684-21 応援の声の共鳴秋星月夜 亜紀 1 泥亀
684-22 秋の日や吾は影との共演者 脩平 1 未貴
684-23 靴下の穴もて隠しうそ寒し -
684-24 少女にも老婆にも見えうそ寒し 未貴 2 ヤチ代・亜紀
[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]