第 693 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和2年2月23日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
693-01 デジタルの揃目に覚める朝寝かな 越冬こあら 2 こひつじ・亜紀
693-02 紅梅を嗅覚のみで愛でにけり -
693-03 せせらぎの流れを掴む座禅草 泥亀 1 亜紀
693-04 ストック解けば房総の海のいろ 未貴 2 泥亀・亜紀
693-05 雛の唄聞こえる店の女の子 -
693-06 ふくよかな志功のをんな紅椿 未貴 2 ヤチ代・越冬こあら
693-07 白梅のすつくと吾に向き合へる 亜紀 2 未貴・こひつじ
693-08 はこべらの萌え飯事の膳ふやす -
693-09 玉砂利の上へ点々落椿 亜紀 2 泥亀・未貴
693-10 掛け軸を替へて一献雨水かな クリトン 4 泥亀・越冬こあら・野木編・亜紀
693-11 座らせて煮る飯蛸の足の反り 未貴 1 クリトン
693-12 山笑ふ親子四人の股のぞき 野木編 2 ヤチ代・こひつじ
693-13 次々と露地から露地へ雛飾り クリトン 1 泥亀
693-14 猫の子の顔覗きたる段ボール 亜紀 2 野木編・クリトン
693-15 七人の野球部員に春めきぬ 野木編 2 こひつじ・クリトン
693-16 植えた日の手書きの札やチューリップ こひつじ 4 ヤチ代・越冬こあら・未貴・クリトン
693-17 公魚を釣る夢中になりて猫背 -
693-18 その枝に五羽は無理だよ寒雀 こひつじ 3 越冬こあら・野木編・クリトン
693-19 干からびし朱肉出てくる納税期 野木編 2 未貴・亜紀
693-20 濃茶練るバレンタインのダークチョコ -
693-21 春炬燵我流一筋足四本 越冬こあら 1 泥亀
693-22 蕗の薹日当たりながら順繰りに ヤチ代 1 野木編
693-23 沈丁花ラジオは恋の歌ばかり 越冬こあら 3 ヤチ代・野木編・こひつじ
693-24 育ちゆくビルの骨組み春の空 泥亀 3 ヤチ代・越冬こあら・未貴
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