第 695 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和2年3月22日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
695-01 桜咲く並木ほど良き向かふ岸 -
695-02 リラの花不要不急につき蟄居 越冬こあら 2 ヤチ代・亜紀
695-03 顔文字の一斉送信合格子 野木編 6 ヤチ代・クリトン・こひつじ・亜紀・越冬こあら・未貴
695-04 園庭で騒ぐコロナの春休み -
695-05 ロング缶ひとり花見のハンバーガー 越冬こあら 1 野木編
695-06 口中の音の明るきセロリかな 亜紀 5 ヤチ代・クリトン・こひつじ・越冬こあら・未貴
695-07 木瓜咲くや観音さまへゆく小径 未貴 1 亜紀
695-08 向き変ふる風速計や初桜 亜紀 1 野木編
695-09 菜の花やしきりに吠ゆる座敷犬 亜紀 1 未貴
695-10 朝寝して予定の一つ宙に浮く ヤチ代 1 泥亀
695-11 春の虹くぐりて帰る湖舟かな -
695-12 鰆煮る母のレシピはさしすせそ 野木編 1 クリトン
695-13 三月尽置き処無き婿の足 越冬こあら 1 こひつじ
695-14 今年も花が見れたわと癌の友 -
695-15 期待込め花種を播く子の手付き クリトン 1 泥亀
695-16 石蹴りの平らな石や春の雲 ヤチ代 4 野木編・クリトン・越冬こあら・未貴
695-17 針供養旧姓かすれ鯨尺 野木編 5 ヤチ代・泥亀・クリトン・こひつじ・越冬こあら
695-18 桜餅最後に塩味の葉を口に -
695-19 母が来て春燈ともす厨かな -
695-20 命綱軒に垂らして海女の昼 泥亀 3 ヤチ代・亜紀・未貴
695-21 ほぐれつつ黒の匂へり春の土 未貴 1 こひつじ
695-22 水仙の八方美人の香りかな こひつじ 3 泥亀・野木編・亜紀
695-23 百均のピンクコーナー桜咲く ヤチ代 1 泥亀
695-24 花冷えの紅を差したる薬指 こひつじ 2 野木編・越冬こあら
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