第 697 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和2年4月19日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
697-01 野遊びや尻に合う石まず探し 野木編 1 クリトン
697-02 贋作に違和感のなし余花の雨 亜紀 2 野木編・未貴
697-03 稜線にともし火一つ春の闇 -
697-04 田の畦を四角く歩き蝌蚪の紐 未貴 3 こひつじ・野木編・越冬こあら
697-05 花菜漬家族写真のセピア色 ヤチ代 3 泥亀・亜紀・未貴
697-06 芽柳を渡るそよかぜ運河沿ひ -
697-07 春の日や遊歩道行く老姉妹 クリトン 1 泥亀
697-08 菜種梅雨座して紐解く宗教書 越冬こあら 3 泥亀・こひつじ・未貴
697-09 蓄えしエネルギー持ち蛍飛ぶ -
697-10 万愚節妣は生涯嘘つかず 泥亀 2 越冬こあら・クリトン
697-11 紅白のつつじの蕾一休み -
697-12 紅白の椿咲き継ぐ園無人 -
697-13 緑蔭や貌の薄れし地蔵尊 泥亀 2 ヤチ代・こひつじ
697-14 千代紙のあまたの模様あたたかし 亜紀 2 ヤチ代・こひつじ
697-15 惜春や眼鏡にふたつあるヒンジ 越冬こあら 1 野木編
697-16 鶯の鳴くやイヤホン外す路 野木編 2 ヤチ代・クリトン
697-17 高々と積木の塔や暖かし ヤチ代 1 亜紀
697-18 朝寝して混沌の世に戻りけり こひつじ 5 泥亀・ヤチ代・亜紀・越冬こあら・未貴
697-19 偲ぶひと幾人もゐる花の雨 -
697-20 外出自粛ベランダで吹く石鹸玉 こひつじ 1 ヤチ代
697-21 山吹や挙式延期の知らせあり こひつじ 3 野木編・越冬こあら・クリトン
697-22 シクラメン雨の匂いに鳴く仔犬 越冬こあら 1 亜紀
697-23 つばくろや名刀捌く狂四郎 ヤチ代 2 泥亀・野木編
697-24 チューリップ名札残して転校す 野木編 5 こひつじ・亜紀・越冬こあら・クリトン・未貴
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