第 698 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和2年5月3日
兼題:「葉桜」、「粽」、「転」 ※「転」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
698-01 若くして逝きし兄嫁ちまき寿司 こひつじ 2 越冬こあら・未貴
698-02 在宅の祝祭日や笹粽 越冬こあら 2 亜紀・未貴
698-03 被災地の石垣転子咲きのぼる -
698-04 葉桜や竹輪の穴にチーズ詰め 亜紀 3 野木編・ヤチ代・未貴
698-05 長男の息子が分くる粽かな -
698-06 色褪せし柱の傷や粽解く 野木編 2 泥亀・亜紀
698-07 転寝の猫の駅長青葉風 野木編 3 亜紀・越冬こあら・こひつじ
698-08 廃屋に葉桜一本空覆う -
698-09 じゃんけんで先に選びし笹粽 未貴 1 ヤチ代
698-10 禍を転じ断捨離更衣 こひつじ 3 野木編・泥亀・越冬こあら
698-11 霊園の妣に手向ける粽かな -
698-12 春の宵回転の良い回答者 越冬こあら 1 ヤチ代
698-13 転校に丸付く名簿花は葉に 未貴 3 野木編・亜紀・クリトン
698-14 葉桜や渡せぬままのラヴレター 野木編 3 泥亀・こひつじ・クリトン
698-15 葉桜や近江神宮戀の絵馬 泥亀 2 ヤチ代・越冬こあら
698-16 並木ゆく人影あらず花は葉に -
698-17 自転車の補助輪外す立夏かな ヤチ代 3 泥亀・越冬こあら・こひつじ
698-18 葉桜や和紙毛筆のご挨拶 越冬こあら 4 野木編・ヤチ代・亜紀・未貴
698-19 待機中なれば家居の粽かな -
698-20 葉桜や遊具に子等の声はなし ヤチ代 3 泥亀・こひつじ・クリトン
698-21 補助輪を外し自転車風薫る クリトン 1 野木編
698-22 参詣を終へて粽を一つ買い クリトン 1 未貴
698-23 葉桜や賑わいはどこ吹く風よ こひつじ 1 クリトン
698-24 バランスボール転がしてゐる日永かな 亜紀 2 こひつじ・クリトン
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