第 699 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和2年5月17日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
699-01 バス停へ畦は近道青田ゆく 泥亀 2 こひつじ・未貴
699-02 緑蔭や貌の薄れし地蔵尊 泥亀 2 亜紀・未貴
699-03 背に滝を受けて病魔を吹き飛ばし クリトン 1 ヤチ代
699-04 かたばみの地をやはらかく侵略す 亜紀 2 クリトン・こひつじ
699-05 豆飯や旬をいただく小確幸 -
699-06 トロッコの風ごと含むさくらんぼ 未貴 2 野木編・亜紀
699-07 ヂギタリス辛抱強い印度人 越冬こあら 1 泥亀
699-08 夜盗虫不要不急に関わらず -
699-09 蛙鳴く田に遠山の蒼き峰 クリトン 1 ヤチ代
699-10 粛と禍の漢字が書けて夏来る -
699-11 山滴る芳名板に 妣の名前 -
699-12 蕗を剥くマニュキュアの色決めかねて 野木編 1 泥亀
699-13 芍薬やためつながめつ立ち姿 -
699-14 葉桜や近江神宮恋の絵馬 泥亀 1 亜紀
699-15 夏めくも顔隠しをる人多し クリトン 1 ヤチ代
699-16 ボサノバとジャズの絶えなき夏暖簾 亜紀 3 野木編・越冬こあら・泥亀
699-17 水中花たゆたうままに震度3 野木編 4 クリトン・こひつじ・越冬こあら・未貴
699-18 滴りや木琴鉄琴ヴィブラフォン ヤチ代 5 野木編・亜紀・越冬こあら・未貴・泥亀
699-19 ハンモック年に一度の誕生日 -
699-20 丸き石あつめる浜辺薄暑光 未貴 4 ヤチ代・クリトン・亜紀・越冬こあら
699-21 早乙女や替え歌に頬ほんのりと 野木編 1 クリトン
699-22 ベランダにサンダル眠る夏の月 越冬こあら 4 ヤチ代・野木編・こひつじ・泥亀
699-23 蟻の列お菓子の国へ導きぬ ヤチ代 2 野木編・こひつじ
699-24 ゆふぐれの蛙鳴き継ぐ田舎道 亜紀 3 クリトン・越冬こあら・未貴
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