第 704 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和2年7月26日
兼題:「香水」、「暑気払ひ」、「目」 ※「目」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
704-01 タクシーに乗れば香水先の客 クリトン 1 越冬こあら
704-02 人生を語る友なく暑気払ひ 泥亀 1 未貴
704-03 厄祓い一席空けて暑気払い -
704-04 暑気払ひ禁止通達文書かな -
704-05 風呂上りオーデコロンの満ち溢れ -
704-06 香水の免税店に充ち満ちぬ -
704-07 君の目の光の中のゼラニウム 越冬こあら 4 ヤチ代・泥亀・亜紀・こひつじ
704-08 パソコンの相手を観つつ暑気払ひ クリトン 2 野木編・亜紀
704-09 目くじらを立てざるを得ぬ油虫 らくだ 1 ヤチ代
704-10 目には目を歯には歯をなり蚊を打ちぬ -
704-11 目高の仔目高の列の後に付く -
704-12 香水や初月給で買ひし日よ -
704-13 香水の母とひと夜や阿波訛 泥亀 4 クリトン・順之介・未貴・鶴子
704-14 羅の縫い目滑脱月の夜 -
704-15 ちゃんぽんはしないつもりと暑気払い 野木編 2 ゐてふ・鶴子
704-16 飾り塩ピンクソルトの暑気払ひ -
704-17 香水一滴楽曲の生まれけり 未貴 2 らくだ・まぐのりあ
704-18 食べものが白に偏り暑気払い 未貴 4 野木編・ゐてふ・ヤチ代・こひつじ
704-19 嫌なことなんにもしない暑気払い らくだ 3 未貴・亜紀・鶴子
704-20 香水やメモを片手に免税店 -
704-21 サイコロの一の目続く送り梅雨 亜紀 3 野木編・ゐてふ・らくだ
704-22 目玉焼き潰して食べる梅雨晴間 クリトン 4 泥亀・亜紀・越冬こあら・まぐのりあ
704-23 姫鏡台香水瓶とその香り 越冬こあら 2 クリトン・ヤチ代
704-24 目印は母の形見の藍日傘 野木編 3 クリトン・越冬こあら・こひつじ
704-25 夏痩やいつもより余計に奥目 ゐてふ 2 順之介・こひつじ
704-26 香水の小さき瓶の指定席 亜紀 5 野木編・クリトン・ヤチ代・らくだ・こひつじ
704-27 銭湯の一番風呂や暑気払い ヤチ代 3 順之介・らくだ・鶴子
704-28 長居して反省しきり暑気払い 順之介 1 泥亀
704-29 目を閉じて祈る拝殿夏マスク 順之介 2 越冬こあら・まぐのりあ
704-30 寝不足の目には止まらぬみちしるべ -
704-31 暑気払いコロナ渦中のごった返し -
704-32 先様の名刺に残るオードゥパルファン 順之介 1 未貴
704-33 細筆の流るる文字や目高飼ふ ヤチ代 4 ゐてふ・順之介・らくだ・亜紀
704-34 香水や減り行く若さナンバー5 まぐのりあ 1 ゐてふ
704-35 香水の名前がちょっと恥ずかしい らくだ 2 泥亀・越冬こあら
704-36 木曜はパンとワインで暑気払ひ ゐてふ 2 順之介・まぐのりあ
704-37 夏つばめ目ぬき通りを速さ増し 未貴 2 泥亀・まぐのりあ
704-38 アクリル板越しの乾杯暑気払ひ 亜紀 2 クリトン・未貴
704-39 何時ぞやの香水のひと小夜曲 ゐてふ 2 野木編・鶴子
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