第 722 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和3年4月4日
兼題:「凧」、「桜鯛」、「箱」 ※「箱」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
722-01 脇息の並ぶ座敷や桜鯛 ヤチ代 2 クリトン・未貴
722-02 ほんのお礼と釣りたての桜鯛 こひつじ 2 泥亀・未貴
722-03 下駄箱に落花一枚何処から クリトン 1 未貴
722-04 叡山の風をとらえし武者の凧 泥亀 4 ヤチ代・クリトン・亜紀・越冬こあら
722-05 連凧に風がそっぽを向いてをり こひつじ 2 らくだ・順之介
722-06 高空に凧を数へて和紙の里 順之介 3 ゐてふ・こひつじ・越冬こあら
722-07 水戸黄門字凧に何を考える -
722-08 大凧の文字に表る世相かな ゐてふ 2 クリトン・こひつじ
722-09 箱型の遊具消へたる春愁ひ こひつじ 1 ゐてふ
722-10 桜鯛おちょぼ口して金の鰭 -
722-11 一日の終わり嬉しや桜鯛 越冬こあら 2 順之介・未貴
722-12 跳び箱はちょっぴり苦手一年生 ゐてふ 3 泥亀・クリトン・こひつじ
722-13 凧上げて雲の掃かれてゆきにけり 亜紀 1 こひつじ
722-14 桜鯛売る声までも高まりて -
722-15 救急箱補充点検花曇 らくだ 4 泥亀・ヤチ代・亜紀・越冬こあら
722-16 汐風の香に戻りたる凧の子よ -
722-17 洋凧ひとつ悠々と揚がりたる -
722-18 神饌の凛々しき一尾桜鯛 泥亀 3 ゐてふ・クリトン・順之介
722-19 折り紙の八角箱に春ショール ヤチ代 3 ゐてふ・亜紀・未貴
722-20 春なれや玉手箱よりホームラン -
722-21 菜種梅雨また捨てられぬ箱が増え 越冬こあら 3 ヤチ代・らくだ・亜紀
722-22 すぐ猫の物色したる箱ひとつ -
722-23 外つ国のパークは広きカイト飛ぶ ヤチ代 1 泥亀
722-24 桜鯛みんな恋する季節かな -
722-25 桜鯛かはりを持てと殿の言ひ -
722-26 連れ合ひの指輪古びし桜鯛 順之介 3 ヤチ代・らくだ・越冬こあら
722-27 部屋いっぱい風呼び込んで凧づくり 越冬こあら 1 順之介
722-28 ドーナツの箱持ちたがる入学児 順之介 3 泥亀・ゐてふ・亜紀
722-29 桜鯛炊かれて白き眼玉かな 亜紀 3 ヤチ代・らくだ・越冬こあら
722-30 万愚節びっくり箱が飛び出さず 未貴 3 らくだ・こひつじ・順之介
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