第 723 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和3年4月18日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
723-01 畑を打つ背に鶯の声しきり クリトン 2 らくだ・未貴
723-02 朧夜やいのち授かりたる報せ こひつじ 2 クリトン・越冬こあら
723-03 着るものに悩む温度や木の芽冷え -
723-04 晩春のチーズとろけるハンバーグ -
723-05 貝寄風や上方寄席の旗なびき ヤチ代 3 順之介・クリトン・ゐてふ
723-06 別れ霜ストッキングの色はモカ ヤチ代 2 亜紀・越冬こあら
723-07 駆け寄りし雉に飛び蹴りさるる雉 らくだ 1 ゐてふ
723-08 切手買う街角ひそと花は葉に 未貴 2 こひつじ・泥亀
723-09 手渡しで貰ふ郵便日永かな 泥亀 5 らくだ・亜紀・クリトン・ヤチ代・未貴
723-10 たなさきのどれも着けたし春ショール ヤチ代 2 順之介・泥亀
723-11 花は葉に厨房に振るフライパン -
723-12 春更けてパンの点数貯まり来る ゐてふ 1 ヤチ代
723-13 清純派女優が好む霞草 ゐてふ 1 泥亀
723-14 花鎮め湿りて香る白砂よ 順之介 1 未貴
723-15 漢字パズル一気に解きて暮の春 亜紀 3 順之介・泥亀・クリトン
723-16 所有権争う二羽や燕の巣 -
723-17 朝寝決行ごみ出し洗濯無用なり ゐてふ 1 泥亀
723-18 しらしらと明けし御苑や落花なほ 順之介 1 こひつじ
723-19 いとざくら逆光のなか糸増やす 未貴 1 ゐてふ
723-20 遠山を臨む川原の遅桜 クリトン 1 未貴
723-21 豆の花好き嫌いだけ憶えてる 越冬こあら 3 らくだ・順之介・ゐてふ
723-22 湖に向けトランペット吹く春深し -
723-23 残りたる花を見届けひとりぼっち こひつじ 1 らくだ
723-24 告白は駄目でもともと葱坊主 順之介 3 こひつじ・ヤチ代・越冬こあら
723-25 立ち漕ぎで坂を上れば春の海 越冬こあら 1 ヤチ代
723-26 風うけて落花つぎつぎ旧街道 -
723-27 白躑躅横浜山手乙女坂 越冬こあら 3 亜紀・こひつじ・クリトン
723-28 ふらここを降りて地球の人となる 泥亀 7 らくだ・亜紀・順之介・こひつじ・未貴・越冬こあら・ゐてふ
723-29 惜春の機密飲み込むシュレッダー こひつじ 3 亜紀・ヤチ代・越冬こあら
723-30 ふらここの足もと凹む水たまり -
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