第 727 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和3年6月13日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
727-01 食べた気がせぬもの筆頭さくらんぼ -
727-02 五月闇救命病棟二十四時 ゐてふ 1 クリトン
727-03 空爆の絶えぬ地区あり暑き夜 -
727-04 夏の朝体重はかり服かぶり 順之介 1 ゐてふ
727-05 衣更へて顔認証に笑みかへす 未貴 2 こひつじ・亜紀
727-06 石段の湿りをのぼる濃紫陽花 亜紀 5 順之介・越冬こあら・らくだ・未貴・クリトン
727-07 新茶汲む和菓子の箱を解きにけり -
727-08 アイスティー下手な英語で打つメール 越冬こあら 2 らくだ・亜紀
727-09 無造作にビニール袋の金魚買ふ こひつじ 2 順之介・クリトン
727-10 短夜や微妙に合わぬ老眼鏡 らくだ 1 クリトン
727-11 もやもやが一気に晴れる胡瓜の香 らくだ 2 ヤチ代・未貴
727-12 老鶯の鳴いて五輪を訴える クリトン 1 ゐてふ
727-13 カラフルなセル着て高座湧かせをり ヤチ代 2 順之介・ゐてふ
727-14 大き門開けばお庭七変化 -
727-15 祝日が変わった話蚊遣炊く らくだ 3 ゐてふ・亜紀・未貴
727-16 気づかれてなんぼ四葩の変化かな こひつじ 2 ゐてふ・亜紀
727-17 晩年や烏賊の皮など剥けませぬ 未貴 1 亜紀
727-18 梅雨晴れ間散歩する人皆マスク -
727-19 週末の和みの中を夏つばめ 未貴 1 順之介
727-20 糠味噌の天地返しや夏暖簾 こひつじ 2 ヤチ代・越冬こあら
727-21 国道のここが終点不如帰 亜紀 4 ヤチ代・越冬こあら・こひつじ・未貴
727-22 問診の文字の小さし汗拭ひ 順之介 1 未貴
727-23 一輪のガーベラのため花瓶買ふ ゐてふ 6 ヤチ代・順之介・越冬こあら・こひつじ・らくだ・クリトン
727-24 青梅の転がつてゐる石畳 亜紀 4 ヤチ代・越冬こあら・こひつじ・らくだ
727-25 白紫陽花きつねの嫁入りに似合ふ 順之介 2 こひつじ・らくだ
727-26 六月や逆さから読む説明書 -
727-27 髪を切りレースの襟のワンピース -
[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]