第 732 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和3年8月22日
兼題:「花火線香」、「南瓜」、「棒」 ※「棒」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
732-01 逃げ惑ふこちらに鼠花火かな -
732-02 貸農園隅に小さき南瓜が -
732-03 相棒は敵役なり村芝居 ヤチ代 6 順之介・ゐてふ・未貴・クリトン・亜紀・越冬こあら
732-04 敷き藁の上にかぼちゃがごろごろと らくだ 1 亜紀
732-05 Gパンと浴衣線香花火かな 越冬こあら 2 らくだ・順之介
732-06 泥棒もステイホームか星月夜 越冬こあら 3 ヤチ代・ゐてふ・未貴
732-07 譜面台を叩く指揮棒秋高し 亜紀 3 らくだ・ヤチ代・越冬こあら
732-08 手花火の存外強く火を噴きぬ らくだ 3 ゐてふ・こひつじ・亜紀
732-09 盆帰省大皿で来る棒々鶏 順之介 1 未貴
732-10 手に量り地場の南瓜を一つ買ふ 未貴 3 ゐてふ・亜紀・越冬こあら
732-11 棒読みの音読ひぐらし仮名仮名仮名 こひつじ 2 らくだ・ヤチ代
732-12 秋暑し棒棒鶏を作りましょ ゐてふ 1 クリトン
732-13 無秩序に果てたる鼠花火かな 未貴 4 泥亀・らくだ・ヤチ代・こひつじ
732-14 漬物の蓋に鎮座す南瓜かな こひつじ 1 越冬こあら
732-15 小さな手に花火渡して酒の盃 -
732-16 助手席に威風堂々かぼちゃ殿 ゐてふ 2 泥亀・未貴
732-17 いつぞやの花火線香しけまくり ゐてふ 3 順之介・ヤチ代・未貴
732-18 頑固者独り南瓜煮る厨 越冬こあら 3 泥亀・順之介・クリトン
732-19 庭石を照らす線香花火かな 亜紀 1 こひつじ
732-20 手花火の後ろにいつも母のいて 泥亀 3 ゐてふ・こひつじ・クリトン
732-21 やはらかき南瓜が好きと言うて煮る -
732-22 手に棒を掴む人形地蔵盆 -
732-23 南瓜煮て味見にひとつ二つ三つ -
732-24 児が持てば手花火地面すれすれに こひつじ 1 クリトン
732-25 逃げ惑う児ら追いかけるねずみ花火 -
732-26 手花火を持たせて膝にだきとめぬ 泥亀 1 亜紀
732-27 秋七草なかの一つはぶっきら棒 未貴 1 泥亀
732-28 秋めくや我が句掛からぬ箸と棒 らくだ 1 順之介
732-29 晩餐の冷製南瓜スープかな ヤチ代 2 泥亀・越冬こあら
732-30 よそ見して花火線香消えにけり 順之介 2 らくだ・こひつじ
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