第 733 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和3年9月5日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
733-01 回転椅子まわし秋思の只中に 未貴 2 こひつじ・亜紀
733-02 資源ごみ袋溢れて秋暑し 亜紀 2 泥亀・順之介
733-03 秋ともし祝杯もなく愚痴もなく 越冬こあら 3 こひつじ・順之介・ヤチ代
733-04 転がして溶ける飴玉厄日過ぐ 亜紀 2 泥亀・越冬こあら
733-05 子等の声消ゆる公園つくつくし -
733-06 学童の声も淋しき秋来たる -
733-07 部屋二つ仲たがいかな落花生 -
733-08 花野行く愛しき人の丸き背な -
733-09 水出しの珈琲仕込む震災忌 越冬こあら 1 順之介
733-10 八朔の祝いのような休みかな -
733-11 秋めくや公園歩む老二人 -
733-12 目白籠吊るす軒下風の道 ヤチ代 4 こひつじ・越冬こあら・クリトン・未貴
733-13 路地を出てかなかなと鳴き風となる 泥亀 3 らくだ・ゐてふ・未貴
733-14 秋霖や肩に小さな絆創膏 らくだ 2 越冬こあら・亜紀
733-15 傷秋や見返して居るツーショット -
733-16 蜩や学習塾に急ぎ足 ヤチ代 2 泥亀・クリトン
733-17 手の甲も薄くなりしや秋日傘 順之介 3 こひつじ・ゐてふ・未貴
733-18 秋渇き昨日一升炊いたはず ゐてふ 1 ヤチ代
733-19 ワクチンの腕の痛みの増す夜長 らくだ 1 越冬こあら
733-20 長き夜や五年日記の上の段 こひつじ 2 順之介・クリトン
733-21 霊泉の底のかわらけ秋澄めり 順之介 7 泥亀・らくだ・ゐてふ・ヤチ代・亜紀・クリトン・未貴
733-22 大雨のあとの今宵の星月夜 クリトン 1 らくだ
733-23 虚ろ気に羽休めたる秋の蝶 ゐてふ 1 クリトン
733-24 土竜来て地球の底を覗きけり -
733-25 お下がりの似合ふ妹小鳥来る ヤチ代 5 泥亀・こひつじ・越冬こあら・順之介・亜紀
733-26 稲架かけて小田原城を垣間見す -
733-27 敬老日試歩伸ばし行く妻の脊な 泥亀 1 ゐてふ
733-28 秋すだれ二階の窓のガタガタ音 -
733-29 ロボットに床を拭かせて秋の昼 順之介 2 らくだ・ヤチ代
733-30 一日を湯船に沈め虫の声 越冬こあら 5 らくだ・ゐてふ・ヤチ代・亜紀・未貴
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