第 735 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和3年10月3日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
735-01 梢へと目をやる鵙の高音かな -
735-02 並木道桜もみじを誰も見ず -
735-03 野分だつトリコローレの純喫茶 越冬こあら 2 順之介・ゐてふ
735-04 湯気立ちぬ松茸飯の時価の味 -
735-05 蟷螂をつまんで逃がす庭の草 らくだ 1 ゐてふ
735-06 糸通す穴の小さし後の月 亜紀 2 ヤチ代・越冬こあら
735-07 立待の夕べ親書を読み返し 未貴 2 ゐてふ・亜紀
735-08 ただいまと誰か帰りて柿日和 順之介 5 クリトン・ヤチ代・らくだ・こひつじ・越冬こあら
735-09 白露や仕舞までせなあきまへん 越冬こあら 2 らくだ・亜紀
735-10 新蕎麦や物産展のレジの列 こひつじ 2 亜紀・越冬こあら
735-11 秋の山背の古民家に独りかな -
735-12 高窓の釣瓶落しやテレワーク 越冬こあら 4 ゐてふ・亜紀・未貴・こひつじ
735-13 甘藷も何でも彼んでも炊飯器 -
735-14 不知火や二十歳過ぎれば只の人 -
735-15 とんぼ捕りそろりそろりと低姿勢 こひつじ 1 未貴
735-16 曼珠沙華一本筋を通しけり 亜紀 3 ヤチ代・順之介・こひつじ
735-17 猿酒やいにしへびとの化粧濃く 順之介 1 未貴
735-18 報告の数多抱ふる墓参かな ヤチ代 3 クリトン・順之介・未貴
735-19 天高し電線はあえてフレームイン ゐてふ 4 ヤチ代・順之介・らくだ・こひつじ
735-20 蒸かし藷けふと明日へ割り一人 未貴 6 クリトン・ヤチ代・順之介・らくだ・こひつじ・越冬こあら
735-21 新米を運ぶ列車や尾花沢 順之介 1 亜紀
735-22 腰高に踊る海外看護助手 -
735-23 ゐのこづち保母にひっ付け小さき手 未貴 2 クリトン・ゐてふ
735-24 すれ違う親子犬連れ秋の朝 クリトン 1 越冬こあら
735-25 天の川先はどこまで続くやら -
735-26 海見ゆる車窓一面秋夕焼 亜紀 1 クリトン
735-27 枝豆の引抜様の泥を浴ぶ ヤチ代 2 らくだ・未貴
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