第 737 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和3年10月31日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
737-01 からからと灯す庭先唐辛子 亜紀 1 こひつじ
737-02 じゃんけんのぐうの顔して隼人瓜 ヤチ代 3 ゐてふ・未貴・こひつじ
737-03 行く秋や鉄塔の陰は夜の色 -
737-04 腹肉の冷たくなりて夜寒かな ゐてふ 1 ヤチ代
737-05 句に添へて小菊の花や文化祭 クリトン 1 らくだ
737-06 栗拾ふ子を叱りたる悔いのまま -
737-07 赤とんぼ最後の夢は風に乗り 順之介 1 未貴
737-08 幸せの沈黙にゐて秋うらら 順之介 5 ヤチ代・亜紀・ゐてふ・越冬こあら・こひつじ
737-09 誰も手を出さぬ蜜柑や村静か クリトン 5 泥亀・ヤチ代・ゐてふ・未貴・越冬こあら
737-10 秋澄むや異教門徒の祈る声 越冬こあら 1 ゐてふ
737-11 歳ごとに驚き淡し秋刀魚焼く 未貴 1 こひつじ
737-12 新蕎麦や町の端より川の風 未貴 1 泥亀
737-13 同じ水飲むもとんぼになり切れず -
737-14 銀閣の想わぬところ煙茸 泥亀 1 らくだ
737-15 空港のウインド遥か秋夕焼け -
737-16 花野より子犬を連れて酪農家 -
737-17 晩秋のコーヒー一杯分のお湯 らくだ 4 亜紀・未貴・越冬こあら・こひつじ
737-18 秋深し三つ星ホテル神楽坂 -
737-19 秋惜しむ使はぬままのサービス券 亜紀 2 順之介・クリトン
737-20 上野までひと駅歩く小春かな 亜紀 3 順之介・泥亀・クリトン
737-21 団栗の筆字が壁にひらひらと ヤチ代 1 順之介
737-22 生き延びてただ秋の蚊の宙ぶらりん こひつじ 1 らくだ
737-23 鉄棒の痣が黄色に秋夕焼 こひつじ 3 クリトン・亜紀・未貴
737-24 積ん読の上に檸檬を置いてみる ゐてふ 5 順之介・らくだ・泥亀・亜紀・越冬こあら
737-25 校庭の高らかな声秋深し -
737-26 うそ寒や設定エラーまたエラー 越冬こあら 4 順之介・らくだ・ヤチ代・クリトン
737-27 まず指が探りて冷やかに鍼 らくだ 1 亜紀
737-28 さくさくの天婦羅を持ち帰る秋 順之介 2 ゐてふ・越冬こあら
737-29 いらっしゃい制限解けて芋煮会 未貴 1 泥亀
737-30 新米や少し控える水加減 らくだ 2 ヤチ代・クリトン
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