第 738 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和3年11月14日
兼題:「木の葉髪」、「浅漬」、「沈」 ※「沈」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
738-01 浅漬や赤穂浪士のラスト飯 越冬こあら 1 順之介
738-02 浅漬けにご飯おかわりしてしまう -
738-03 木の葉髪このくらいならまだましね -
738-04 初氷沈没船のバイオリン -
738-05 幼児の舌っ足らずやべったらづけ ゐてふ 2 らくだ・未貴
738-06 荒星や褐色の湯に身を沈め 順之介 4 ゐてふ・亜紀・越冬こあら・こひつじ
738-07 総身をゆず湯に沈めたる深夜 亜紀 1 順之介
738-08 木の葉髪傾けて聴くブラームス 越冬こあら 2 ゐてふ・亜紀
738-09 沈みゆく葉の無抵抗秋の暮 こひつじ 1 泥亀
738-10 朝漬の重しこの頃手強しき -
738-11 沈みたがる人参洗う小さき手 未貴 1 泥亀
738-12 赤き日の静かに沈む御講凪 ヤチ代 3 らくだ・越冬こあら・未貴
738-13 寒弾や沈める心わきたたす -
738-14 肩越しに映す曲線木の葉髪 -
738-15 浅漬や止まらなくなるミステリー 亜紀 2 順之介・ヤチ代
738-16 浅漬をばりばり噛んで妻は留守 泥亀 4 順之介・ゐてふ・亜紀・ヤチ代
738-17 白黒がオセロのごとく木の葉髪 -
738-18 旅果てや肩にこぼれし木の葉髪 泥亀 1 こひつじ
738-19 浅漬を食むや和風の音たてて 未貴 4 らくだ・ゐてふ・泥亀・こひつじ
738-20 定食の浅漬うまし冬峠 順之介 2 らくだ・越冬こあら
738-21 女学校の話幾度も木の葉髪 こひつじ 4 順之介・ヤチ代・越冬こあら・泥亀
738-22 沈香の仄かに薫る神渡し ゐてふ 4 らくだ・亜紀・未貴・こひつじ
738-23 木の葉髪幾たびも聴くyesterday 亜紀 2 泥亀・こひつじ
738-24 きかん気の日々の懐かし木の葉髪 未貴 1 ゐてふ
738-25 ロングパット沈めた後の白い息 らくだ 3 亜紀・ヤチ代・未貴
738-26 浅漬けの音で会席仕舞ひけり -
738-27 木の葉髪またひとつ減る選択肢 らくだ 3 ヤチ代・越冬こあら・未貴
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