第 741 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和3年12月26日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
741-01 バッテリー切れの掃除機年惜しむ 亜紀 1 泥亀
741-02 大空へ奏でる裸木の譜面 未貴 2 順之介・らくだ
741-03 親も子も笑い顔して年暮るる -
741-04 クリスマス伜はサンタになりにけり こひつじ 1 未貴
741-05 ポインセチア神の王国目指す民 -
741-06 抽斗のなかは乱雑冬うらら 泥亀 1 クリトン
741-07 牡丹鍋愚痴も笑顔もスマホ越し 越冬こあら 1 クリトン
741-08 大吉の御神籤たたむ冬日和 順之介 1 こひつじ
741-09 本性を取り戻しいる忘年会 -
741-10 くちばしの太き順なり鴨の陣 未貴 5 ゐてふ・順之介・亜紀・ヤチ代・泥亀
741-11 数へ日の一人一人の歩幅かな 順之介 6 ゐてふ・らくだ・亜紀・越冬こあら・ヤチ代・未貴
741-12 春待月義母が遺した花瓶割れ 越冬こあら 1 クリトン
741-13 クリスマスソングの次は有馬予想 らくだ 1 順之介
741-14 もりもりとマフラー巻けば女学生 亜紀 1 こひつじ
741-15 ショパン聴く窓に落葉の貼り付いて 泥亀 2 亜紀・越冬こあら
741-16 枯れ菊を少し刈りこむ夕べかな クリトン 4 ゐてふ・亜紀・ヤチ代・泥亀
741-17 可燃不燃分ければ資源煤払い 未貴 1 越冬こあら
741-18 店頭のラメ入りポインセチアかな -
741-19 北風の激しい夕べ何の音 -
741-20 靴下の片っ方いずこ置き炬燵 こひつじ 2 ゐてふ・クリトン
741-21 凍道やパンク自転車押して帰路 こひつじ 3 ゐてふ・ヤチ代・未貴
741-22 霜柱背筋伸ばして行きにけり 亜紀 1 こひつじ
741-23 終わりから始まる街はクリスマス ゐてふ 1 泥亀
741-24 やっとこさ電球替へて柚子湯かな 順之介 5 らくだ・越冬こあら・ヤチ代・未貴・こひつじ
741-25 寒いねに寒いねと測る血圧 ヤチ代 1 らくだ
741-26 数え日のタイヤにつなぐ空気入れ らくだ 2 亜紀・未貴
741-27 サンタ立つ整骨院のカウンター らくだ 1 クリトン
741-28 蓮枯れてパンダの像も吹きさらし ゐてふ 2 順之介・越冬こあら
741-29 何くれと話の尽きぬ年夜かな ゐてふ 2 順之介・泥亀
741-30 数え日の捨て去るものと残るもの ヤチ代 2 らくだ・こひつじ
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