第 763 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和4年10月30日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
763-01 高野道二人で歩く金木犀 -
763-02 冬隣生きているから虚しんだ 越冬こあら 1 泥亀
763-03 所えし石蕗の群生寺の隅 -
763-04 鈴虫の頭上でひびく旅の宿 こひつじ 2 順之介・越冬こあら
763-05 欲しい服の頁を折つて秋の夜 順之介 3 泥亀・クリトン・こひつじ
763-06 冷まじや川辺の鳥のたたずまい らくだ 1 未貴
763-07 福耳に刺さるピアスや紅葉狩 ヤチ代 1 越冬こあら
763-08 猫じゃらし孫に持たせて手を揺らせ -
763-09 相席の注ぎ注がれ新走り 亜紀 1 クリトン
763-10 一生の旅の途中や雁渡る 順之介 4 クリトン・亜紀・こひつじ・らくだ
763-11 風呂を出ても一人や虫の声弱し -
763-12 落花生チラシで作るゴミの箱 ヤチ代 2 泥亀・越冬こあら
763-13 朝寒や意のままならぬ妻の意志 -
763-14 骨太の土器に一輪野紺菊 未貴 4 順之介・亜紀・こひつじ・越冬こあら
763-15 初雪の街コーヒーの匂いして 泥亀 3 亜紀・らくだ・未貴
763-16 十月尽仮装仮装の交差点 亜紀 2 ヤチ代・クリトン
763-17 台所俳句が主流おでん鍋 -
763-18 秋の暮バナナのキリン模様かな こひつじ 1 ヤチ代
763-19 デパ地下の賑わい戻る栗おこわ 越冬こあら 2 泥亀・未貴
763-20 寄贈する古本束ね文化の日 クリトン 3 こひつじ・らくだ・未貴
763-21 取敢えず道なりに来て吾亦紅 越冬こあら 4 クリトン・順之介・こひつじ・らくだ
763-22 境内の栗鼠の蹴散らす新松子 未貴 1 亜紀
763-23 秋澄みて響もす混声合唱団 亜紀 3 ヤチ代・順之介・越冬こあら
763-24 湯上りの熱奪われる夜寒かな -
763-25 ひと雨の夜気やわらかき金木犀 未貴 3 ヤチ代・亜紀・らくだ
763-26 手土産の練菓子を開け秋惜しむ ヤチ代 3 泥亀・順之介・未貴
763-27 真夜中をがさがさこんと木の実かな らくだ 1 ヤチ代
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