第 767 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和4年12月25日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
767-01 再検査通告街はクリスマス 越冬こあら 3 クリトン・らくだ・未貴
767-02 クリスマスイヴの馬屋の静けさよ -
767-03 初雪に息整える比叡かな 泥亀 2 らくだ・順之介
767-04 気に入りの漫画を積みて炬燵猫 順之介 3 泥亀・ヤチ代・ゐてふ
767-05 薄らと夕日の色の千鳥かな -
767-06 冬の樹や「寡黙な人」は誉め言葉 越冬こあら 4 順之介・亜紀・未貴・ゐてふ
767-07 人と犬何をするのか冬の田に クリトン 1 越冬こあら
767-08 テーブルのひとつ艶めく冬林檎 亜紀 1 未貴
767-09 不確かなAI言語霜の夜 未貴 1 順之介
767-10 雪しんしんつぼにぴたりとエレキバン 亜紀 1 越冬こあら
767-11 皹や酒精の染むる北廊下 ゐてふ 1 こひつじ
767-12 焼き芋の蜜もろともにこがね色 -
767-13 冬深しイブモンタンの調べかな 泥亀 2 クリトン・ゐてふ
767-14 老いし目にはっきり一つ冬の星 クリトン 1 泥亀
767-15 糶声に飛びたく思ふ海鼠かな 泥亀 2 らくだ・ヤチ代
767-16 極月のタイマー音に急かさるる こひつじ 1 亜紀
767-17 車てふ個室ありけり日向ぼこ こひつじ 2 クリトン・亜紀
767-18 旅の荷を解くが如き十二月 越冬こあら 3 泥亀・こひつじ・順之介
767-19 初雪や小中一貫校の庭 クリトン 3 亜紀・越冬こあら・ゐてふ
767-20 お母さん彼岸にゆず湯ありますか らくだ 1 クリトン
767-21 ドアノブに低き南中冬日和 ゐてふ 3 らくだ・順之介・未貴
767-22 リュックからはみ出してゐる葱三本 こひつじ 1 未貴
767-23 開けずとも知るクリスマスプレゼント ヤチ代 3 泥亀・らくだ・ゐてふ
767-24 珍しく落し蓋する冬至かな ゐてふ 2 泥亀・ヤチ代
767-25 編み上げて被つて見せる冬帽子 ヤチ代 2 クリトン・こひつじ
767-26 おでん屋のガチャガチャチーンとレジの音 順之介 2 こひつじ・ヤチ代
767-27 ふるさとは大雪東京晴れてごめん -
767-28 失恋のように手袋右なくす 未貴 4 こひつじ・ヤチ代・亜紀・越冬こあら
767-29 創作も息も白から寒卵 未貴 1 越冬こあら
767-30 冬夕焼背負いて富士のシルエット -
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