第 785 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年9月3日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
785-01 大粒の雨を受け止め藪枯らし -
785-02 お見舞いをさぼる残暑を言い訳に -
785-03 ひぐらしやガス代値引き通知来る -
785-04 灯台の名前も知らず秋の浜 順之介 6 ヤチ代・らくだ・こひつじ・未貴・亜紀・ゐてふ
785-05 秋の朝するする顔を滑るパフ 順之介 1 泥亀
785-06 等分に分ける小鉢やとろろ汁 ヤチ代 4 越冬こあら・こひつじ・泥亀・ゐてふ
785-07 きりぎりす読経人の為ならず -
785-08 蟷螂の斧の無謀を恐れけり こひつじ 1 ゐてふ
785-09 相談を肚に納めて帰路の月 越冬こあら 1 未貴
785-10 堅き蓋開けたることも秋暑し 亜紀 2 越冬こあら・ヤチ代
785-11 自画像に秋夕焼けを塗り込めぬ 泥亀 1 亜紀
785-12 釣瓶落しの川面に映ゆる屋形船 -
785-13 衣被待ってましたと手には塩 こひつじ 2 らくだ・泥亀
785-14 訳もなく泪こぼれて千秋楽 -
785-15 橋梁の灯りは緑震災忌 ゐてふ 4 らくだ・未貴・亜紀・順之介
785-16 秋風やリズムに乗って旅支度 越冬こあら 2 ヤチ代・こひつじ
785-17 一世紀前の災い識る月夜 未貴 2 越冬こあら・順之介
785-18 息災を詰めし林檎の届きけり 泥亀 6 ヤチ代・らくだ・未貴・亜紀・順之介・ゐてふ
785-19 枝豆やチラシで折りし箱に殻 -
785-20 長距離のトラックが着く月夜かな 未貴 4 ヤチ代・こひつじ・順之介・ゐてふ
785-21 枝豆の莢捨てる手作りの箱 ヤチ代 1 泥亀
785-22 永年保存したき声色水澄めり -
785-23 つんと立つ揃いの指先盆踊り -
785-24 天の川電波時計にまだ慣れず らくだ 4 越冬こあら・未貴・亜紀・順之介
785-25 会員の募集広告休暇明 -
785-26 あけすけな物言いを斬る鵙高音 未貴 1 泥亀
785-27 透明な勇者を乗せて鬼ヤンマ 順之介 3 越冬こあら・らくだ・こひつじ
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