第 792 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年12月10日
兼題:「熊」、「風呂吹」、「短」 ※「短」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
792-01 空き腹を抱へて眠る熊の夜 順之介 1 越冬こあら
792-02 冬晴れを最短距離で回収す らくだ 3 越冬こあら・こひつじ・亜紀
792-03 ねんころり熊は良い子だねんねしな こひつじ 1 泥亀
792-04 短景や庭師の仕舞う腰道具 順之介 2 越冬こあら・こひつじ
792-05 熊眠る勝った子負けた子眠る夜 -
792-06 酒飲まぬ男風呂吹割烹着 越冬こあら 4 ヤチ代・らくだ・こひつじ・順之介
792-07 短日や散歩ルートに出会ふ猫 -
792-08 走り書き捨てる探すの日短し 未貴 2 ヤチ代・順之介
792-09 道よぎる熊に咄嗟のブレーキを クリトン 1 泥亀
792-10 富士山の頂残り日短し 泥亀 1 未貴
792-11 風呂吹をまた追加する同期会 亜紀 2 ヤチ代・クリトン
792-12 先頭の止まりたる熊除けの鈴 ヤチ代 1 順之介
792-13 また今日も新たな熊のニュースあり らくだ 1 泥亀
792-14 掘炬燵短編集の伏せてあり ヤチ代 4 らくだ・クリトン・亜紀・未貴
792-15 ミステリー短編小説褞袍脱ぐ -
792-16 風呂吹や温みの籠る山の宿 クリトン 2 らくだ・未貴
792-17 風呂吹や柚子味噌またはそぼろあん -
792-18 風呂吹や菜箸糸で繋がれて ヤチ代 4 らくだ・越冬こあら・順之介・未貴
792-19 気短な研究者にも冬の月 越冬こあら 2 亜紀・泥亀
792-20 風呂吹きの煮上がりを待つ親子かな -
792-21 睨み合う熊との距離を図りつつ -
792-22 遠山の熊ゆつくりと歩き出す 亜紀 1 クリトン
792-23 風呂吹や味噌の染み込む十文字 こひつじ 4 ヤチ代・らくだ・亜紀・未貴
792-24 列島を不意討ちしたる熊出没 -
792-25 風呂吹のうまく煮えたりお客来よ 順之介 1 クリトン
792-26 男の子短パンで駆く十二月 クリトン 1 こひつじ
792-27 望郷の色にふろふき煮詰まれり 未貴 7 ヤチ代・越冬こあら・クリトン・こひつじ・亜紀・順之介・泥亀
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