第 795 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和6年1月21日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
795-01 実南天ここより神の磴のぼる 未貴 2 らくだ・クリトン
795-02 チャージするコイン寒夜の大人買い らくだ 2 ヤチ代・亜紀
795-03 希望の音悴む指の奏でる音 越冬こあら 3 泥亀・らくだ・亜紀
795-04 青年の不機嫌な背に冬の月 泥亀 4 越冬こあら・ヤチ代・クリトン・未貴
795-05 大寒の顔々々やウェブ会議 越冬こあら 2 らくだ・未貴
795-06 大寒や手足の指でグーチョキパー ヤチ代 3 泥亀・こひつじ・ゐてふ
795-07 堆き瓦礫を隠す雪煙 ゐてふ 1 らくだ
795-08 故郷へ帰える夜汽車の冬帽子 泥亀 1 越冬こあら
795-09 初伊勢やいつ参ったか年老いて -
795-10 特効薬はピリ辛スープ春の風邪 -
795-11 寒に入る自動改札音短か 未貴 4 こひつじ・越冬こあら・ヤチ代・ゐてふ
795-12 床の間の掛け軸代えて年迎ふ -
795-13 冬の夜の鏡の中の若大将 越冬こあら 1 亜紀
795-14 年賀状今年は三枚だけとなり -
795-15 足先の痺れ増しけり春を待つ ゐてふ 1 未貴
795-16 冬帽子小さき耳たぶ父に似て 未貴 2 ゐてふ・亜紀
795-17 春寒のビル屋上にフットサル こひつじ 1 泥亀
795-18 生涯の近江暮らしや浮き寝鳥 -
795-19 雪が降る固き扉の閉ぢしまま 亜紀 1 クリトン
795-20 風花や愛とは小さき手の温度 ゐてふ 3 泥亀・こひつじ・亜紀
795-21 大寒やユーチューバーのペルシャ猫 ヤチ代 2 越冬こあら・ゐてふ
795-22 日脚伸ぶ火傷のあとの癒ゆるごと 亜紀 3 こひつじ・クリトン・未貴
795-23 日脚伸ぶ定時にタイムカード押し こひつじ 1 ヤチ代
795-24 日めくりをビリビリと大寒の朝 -
795-25 早梅や新築すでに入居済み らくだ 3 こひつじ・越冬こあら・未貴
795-26 出かけたい気持ちもしぼむ冬の雨 らくだ 1 ゐてふ
795-27 冬ぬくし歩いて行ける目的地 亜紀 4 泥亀・ヤチ代・らくだ・クリトン
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