第 796 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和6年2月4日
兼題:「薄氷」、「白魚」、「青」 ※「青」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
796-01 立春の赤青黄色進め進め 越冬こあら 1 泥亀
796-02 踏青の一歩に強き意志示す -
796-03 青鬼の下がり眉毛や節分会 順之介 4 らくだ・こひつじ・ヤチ代・亜紀
796-04 いつぱいのバケツを満たす冬青空 亜紀 3 順之介・越冬こあら・泥亀
796-05 覚えなき腕に青あざ冴返る こひつじ 2 ヤチ代・未貴
796-06 うすらひを踏むや声なき声のして 未貴 2 らくだ・亜紀
796-07 春浅し個々の青果にポップ文字 ヤチ代 4 こひつじ・順之介・越冬こあら・亜紀
796-08 月面へ着地は如何に青き踏む 未貴 1 順之介
796-09 白魚をサクッと揚げて抹茶塩 こひつじ 1 泥亀
796-10 白魚や仮名でいっぱい書く命 越冬こあら 1 らくだ
796-11 青き踏む平安の恋感じつつ 泥亀 1 越冬こあら
796-12 持ち上げし薄氷どこに置くべきや らくだ 3 ヤチ代・未貴・泥亀
796-13 薄氷や鳥爺のゐる小公園 順之介 2 未貴・亜紀
796-14 薄氷や纏めて捨てる子の遺品 越冬こあら 1 こひつじ
796-15 薄氷を軽く砕いて車椅子 ヤチ代 4 らくだ・こひつじ・越冬こあら・亜紀
796-16 気に入りの青いセーター売りに出す -
796-17 盛られある白魚の皆同じ向き -
796-18 白魚や食べるというは罪深き らくだ 2 ヤチ代・未貴
796-19 白魚火に憧れいづる心かな -
796-20 うすらひのぴりりはららと堰越ゆる 亜紀 1 順之介
796-21 白魚の目ん玉ばかり泳ぎけり 泥亀 2 こひつじ・越冬こあら
796-22 白魚の繊細佐々木朗希とも -
796-23 大人げなくメリメリ壊す薄氷 こひつじ 2 ヤチ代・泥亀
796-24 白魚や三人吉三を諳ずる ヤチ代 3 らくだ・順之介・未貴
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