第 798 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和6年3月3日
兼題:「下萌」、「雛」、「向」 ※「向」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
798-01 春光や手向けし花の白きこと 順之介 4 らくだ・こひつじ・ヤチ代・クリトン
798-02 雛の間ひとりひとりにある間合ひ 亜紀 3 らくだ・クリトン・越冬こあら
798-03 風向きが変はる天気図冴返る 亜紀 1 らくだ
798-04 空の巣を明るくしたく雛飾る -
798-05 貝雛やお座布に仲良うおはします 順之介 2 クリトン・亜紀
798-06 ピッチャーは真っ向勝負春の空 クリトン 2 らくだ・泥亀
798-07 神宮に水時計あり雛の市 1 こひつじ
798-08 出向の理由訊けずに朧月 ゐてふ 3 こひつじ・未貴・越冬こあら
798-09 下萌やじぶんでオムツ脱ぎたがる -
798-10 来年もきっと会おうね雛仕舞う こひつじ 2 ゐてふ・泥亀
798-11 下萌や犬に投げやるフリスビー らくだ 2 ゐてふ・泥亀
798-12 春一番向こう三軒両隣 -
798-13 自転車に春の香りの向かひ風 ヤチ代 2 順之介・未貴
798-14 お土産は人形焼きや下萌ゆる 未貴 1 順之介
798-15 向田邦子の微細な描写春愁ひ -
798-16 下萌にイーゼルの足跡三つ 越冬こあら 2 ゐてふ・泥亀
798-17 雛祭り女系家族の姦しき ヤチ代 3 クリトン・亜紀・ゐてふ
798-18 向こう紀黒目見開く春の馬 -
798-19 下萌に色の褪せたるドラエモン ヤチ代 2 亜紀・越冬こあら
798-20 下萌や雑木の庭に降る光 順之介 1 らくだ
798-21 したもえのちそくをあいすお横かな -
798-22 新品の運動靴や下萌ゆる 亜紀 3 順之介・未貴・泥亀
798-23 紫木蓮ひとつ残らず向き同じ -
798-24 向上心ふやかしている春炬燵 らくだ 5 こひつじ・ヤチ代・亜紀・ゐてふ・未貴
798-25 雛段のうしろを雨の降りつづく 未貴 3 順之介・ヤチ代・越冬こあら
798-26 雛飾り続く家々足とどめ -
798-27 下萌の土手を横切る大橋梁 ゐてふ 1 順之介
798-28 下萌や児童公園工事中 クリトン 2 ヤチ代・越冬こあら
798-29 雛飾り格差の縮図美しく 越冬こあら 1 こひつじ
798-30 独り言ぽろっとこぼす雛の間 らくだ 4 ヤチ代・クリトン・亜紀・未貴
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