第 806 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和6年6月23日
兼題:「螢」、「夏大根」、「横」 ※「横」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
806-01 団扇配らるる横浜中華街 ヤチ代 1 亜紀
806-02 横ばいの最小湿度ついりかな -
806-03 長辺は横と限らず滝を撮る らくだ 1 ゐてふ
806-04 夏大根おろしツナマヨ醤油味 -
806-05 夏大根下ろす親父の腕太し ゐてふ 4 順之介・越冬こあら・こひつじ・ヤチ代
806-06 夕鯵を買ふアメ横の活気かな -
806-07 横着な男にも吹く夏の風 越冬こあら 5 らくだ・順之介・クリトン・亜紀・ヤチ代
806-08 夏大根いつもの如く提げて来る -
806-09 横分けの髪を切りたる南風 亜紀 1 越冬こあら
806-10 横なぐり梅雨前線大あばれ クリトン 1 ゐてふ
806-11 夏大根いまも嫁荷のおろし金 未貴 6 らくだ・順之介・越冬こあら・クリトン・こひつじ・ヤチ代
806-12 人里のうしろ螢火二つ三つ 未貴 3 クリトン・亜紀・ゐてふ
806-13 草蛍お腹すいたね帰ろうか 順之介 2 こひつじ・未貴
806-14 横向きの小泉八雲夏夜かな 順之介 3 こひつじ・亜紀・未貴
806-15 授かりも肖りもせず夏大根 越冬こあら 1 らくだ
806-16 我逝けば帰るふるさと蛍々 越冬こあら 1 こひつじ
806-17 友の庭螢愛でつつ酒を酌む クリトン 1 ゐてふ
806-18 夏大根夕餉の手間も愉しめり 順之介 3 越冬こあら・ヤチ代・未貴
806-19 崩し字の歌を読み解く蛍の夜 亜紀 3 らくだ・越冬こあら・ゐてふ
806-20 道の駅夏大根のみな葉付き 亜紀 3 らくだ・クリトン・未貴
806-21 ゆるゆると瞬きをして螢狩 こひつじ 1 順之介
806-22 籠を持つ蛍の匂ふ手を見詰む -
806-23 見物の去る頃合いを蛍かな らくだ 2 亜紀・未貴
806-24 灸花向く先もしや横恋慕 未貴 3 順之介・クリトン・ヤチ代
806-25 短くてずんぐりむっくり夏大根 -
806-26 夏大根煮る換気扇唸れる -
806-27 螢火や糞の匂ひも懐かしき -
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