第 810 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和6年8月18日
兼題:「朝顔」、「残暑」、「向」 ※「向」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
810-01 方向を見失りたる処暑の街 -
810-02 風呂屋から覗く朝顔のうなじ 未貴 3 らくだ・順之介・亜紀
810-03 お誘いをやんわりスルー残暑かな こひつじ 1 クリトン
810-04 自転車の倒れてゐたる残暑かな 順之介 3 らくだ・こひつじ・亜紀
810-05 朝顔や短き夢をなにか見し 順之介 4 らくだ・こひつじ・クリトン・未貴
810-06 寝坊して見逃しぬ朝顔の旬 こひつじ 1 未貴
810-07 朝顔や毎日出会ふ同じ人 亜紀 5 らくだ・クリトン・越冬こあら・未貴・ヤチ代
810-08 生きているオセロの隅の残暑かな ヤチ代 2 らくだ・こひつじ
810-09 朝顔や出自の違い出ておらず -
810-10 首タオルまだ外せない残暑かな -
810-11 傾向と対策もまだ夏休み らくだ 2 越冬こあら・ヤチ代
810-12 颱風や向こう鉢巻予報円 越冬こあら 1 未貴
810-13 街残暑信号待ちの人ひと人 -
810-14 海水浴に向かうバックはAdoの唱 -
810-15 絵日記の為の朝顔育てをり ヤチ代 1 クリトン
810-16 日本の残暑いよいよ命懸け -
810-17 朝顔や模範となる子ならない子 越冬こあら 3 こひつじ・順之介・ヤチ代
810-18 歩道沿い向日葵に水老夫婦 -
810-19 怪しげなドアホンのこえ秋暑し 未貴 2 ヤチ代・亜紀
810-20 秋水や成りたい私が向こう岸 未貴 3 順之介・越冬こあら・亜紀
810-21 肌を刺す陽も緩やかに残暑かな クリトン 2 順之介・越冬こあら
810-22 赤とんぼ向島まで茶を飲みに 順之介 6 こひつじ・クリトン・越冬こあら・未貴・ヤチ代・亜紀
810-23 風向きの急変したる赤のまま 亜紀 1 順之介
810-24 宿題の朝顔を手に壕へ入る -
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